【呪術廻戦】次期最強の五条と無敵な高辻 (ページ5)

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廊下にて

教室の中の声が廊下まで聞こえる。

声からして随分個性的な子達だと理解する

まあ術師にまともな人なんていないだろうけど。

そんな事をぼーっと考えていれば夜蛾に呼ばれ、教室の中に足を踏み入れる

そしてAが教室に足を踏み入れた瞬間、五条、夏油は面食らった顔をした

五条/夏油｢……？！？！｣

｢初めまして、高辻A、等級(とうきゅう)は特級です、歳が1つ違いですが仲良くしていただけると幸いです。｣

Aは丁寧にお辞儀をし笑った

五条｢お前！朝の鈍い女！！｣

五条は席をバサッと立ち上がりAを指さす

｢まじかよ、こんな鈍い女が特級とか有り得ねえ……てか高辻ってあの高辻？まじかよ……｣

一年坊……いや、私も一年だがその口二度と聞けなくしてあげようk…………ｺﾞﾎﾝｯ。

夏油｢コラ悟………………朝はすいません、風邪とかひいてませんか？｣

朝、五条と一緒にいた夏油は、五条の代わりにもう一度頭を下げる。

｢ふふっ、いいえ、大丈夫です。
そちらこそ水かかっていませんでしたか？｣

夏油｢はい、大丈夫です｣

｢なら良かった｣

夏油は胸をなでおろしほっと息をつく

すると夏油の横にいる家入が手を挙げた

家入｢私は家入硝子、タメで呼んでくれて構わないですよ、女同士仲良くしましょ｣

｢じゃあお言葉に甘えて……硝子もタメでいいよ、よろしくね。｣

家入｢よろしく、A｣

お互い握手をした二人、夜蛾から席案内をされ、五条の隣となったAは席に着いた。

それから今日の日課を確認し、夜蛾は教室を後にする。

五条｢……お前、昔俺と会ったことある？｣

唐突なその言葉にAの頭の中はある場面が思い浮かんだ

白髪の幼い子供が二人、庭の中で笑っていた

1人は恥ずかしそうに、1人は純粋無垢に笑い

そしてある白髪の子が言った言葉____

｢───────｣

｢…………さあ、でも"親戚"なんだからあった事あるのではないかな｣

その言葉に五条は期待外れという顔をしながら軽いため息をついた

夏油｢そうだ、折角なんだし校内の案内でもしましょうか？一年も来ていなければ少しあやふやな所もあるでしょう｣

五条｢傑、何いい子ちゃんぶってんだよ〜｣

家入｢いい子ちゃんしても中身は所詮クズ。｣

辛辣……。