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五条｢はー、食った食った｣
家入｢ケーキの半分は五条が食べたしね｣
夏油｢食事も済ませたしプレゼントタイムと行こうか｣
人差し指を立て夏油は懐から何かを取りだした
夏油｢腕出して｣
｢？うん｣
Aは素直に腕を出す、そしてその腕につけられたものはブレスレットだった
ブレスレットの真ん中には小さ紅い石が埋め込まれているシンプルでとても綺麗なブレスレットであった
夏油｢喜んでくれると嬉しいな｣
そんな言葉にAは眉を下げた
｢………………ごめんね、こう言うの慣れてないからどう言う反応したらいいか分からないのだけど…………うん、とっても嬉しいよ、ありがとう、傑。｣
Aはそのブレスレットをもう一度見てニコリと笑った
家入｢私はこれ、去年と変わらずだけどね｣
｢ふふっ、ありがとう……また大切に使わせて貰うよ｣
可愛い小包を貰いAは嬉しそうに笑う
夏油｢悟は渡さないのかい？｣
五条｢俺は後ででいいんだよ｣
五条は少し顔を赤くしふいっと顔を背けた
その後Aはプレゼントを自室に持っていき、また共同スペースに戻り後片付けを手伝った
夏油｢今日の主役なんだから部屋でゆっくりしてればいいのに｣
家入｢疲れてるでしょ｣
｢2人の気遣いはありがたいけど大丈夫、3人のおかげで疲れなんて取れたよ｣
Aはふふっと笑いお皿を片付ける
数分すれば食器の片ずけは終わり、五条の方もゴミの片ずけは終わったらしく綺麗に片付いた
夏油｢もうこんなに遅いし寝るか｣
家入｢さんせー｣
そんな中、五条はAにそっと近づき
五条｢なあ(小声)｣
｢……？｣
五条｢部屋行ったらすぐ寝ないで少し待ってろ(小声)｣
｢？……ああ、うん、わかった｣
任務のことか？任務なら明日でも問題ないのだけれどな……
っとAはすっかりプレゼントのことを忘れ、皆と別れ自室に行った
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作者名：なた | 作成日時：2021年2月14日 21時
