【マギ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

覚悟しててね(アラジン) ページ34

現パロです
アラジンは高校生で夢主は大学生

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今日はアラジンとデートの日


ついこの間告白されて、アラジン曰く今は返事はまだいいらしい

私がアラジンの事弟としてしか見てなかったって知ってるからこれからアタックしていくと言っていた



一応デートという事で、いつもより少しおしゃれに気を使ってみたが……


「ワンピースなんて久しぶりに着たなぁ……」


変じゃないだろうか……




ピンポーン



宅配便かな？


「はーい」


扉を開けると、目の前には駅で会うはずだったアラジンの姿がある


「やあ！

待ち遠しくて迎えに来ちゃった」



とりあえずアラジンに待ってもらいカバンの準備をする


「お待たせ、遅くなってごめんね」


「何言ってるんだい！

僕が悪いんだから全然大丈夫だよ


それにしても……

今日のA、いつも以上に可愛いね

その服凄く似合ってるよ」


服を褒められたのと呼び捨てにされたのとで少し照れる


「ふふ、Aが僕のためにこんなおしゃれしてくれるなんて……嬉しいなー」


「も、もう早く行こう！！」



私は恥ずかしくなり、アラジンの手を取って早足で歩き出した


「Aの手って、小さいね」


そう言われ、手を繋いでることに気がつき手を即座に離す


「あ、なんで離すのさ！

君の小さな手に触れてるだけで、なんだか不思議なくらいなんでも出来る気がするよ


ふふ、顔真っ赤だよ？」


「だ、だって！

アラジンがそんな目で見てくるから……」


アラジンに握られた手が熱い

胸がドキドキしてうるさい



「だって君の事好きだもの

君には僕だけを見て欲しいって、誰にも渡したくないって思うんだ」



真剣な目でそんな事言われたら心臓がいくつあってもたりない……

ただの弟だと思ってたのに……いつの間に男の人になったのだろう


「ま、僕は長期戦覚悟できてるから、これから好きになってもらうよ

覚悟しててね……A」

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