【マギ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

どういう事だ？(シンドバッド＆練紅炎) ページ31

私は王を選ばないマギだ


昔王を選んで悲しい事になったから、もうそんな思いしないように選ばないと決心した


決心したのだが……



「A、俺のマギになれ

絶対に後悔はさせないと約束しよう」


「いや、彼女は俺のマギ(になる予定)だ

なぁ？A」



左には紅炎、右にはシンドバッド

紅炎は私の腰を抱き、シンドバッドは私の手を握っている状態だ


正直鬱陶しいことこの上ない


久しぶりにジュダルに会いに来てみれば……とんだ不運だ



「私、王は選ばないって言ったよね？

２人とも諦めなよ」


そう言い放つが……



「なら俺の正妻に来ればいい

それならいいだろ？」


なんていい事を思いついたというように言う紅炎


「それはダメだ

練家は女をとっかえひっかえする奴らだ

いつ捨てられるかも分かったもんじゃない


その点俺はお前を愛し尽くしてやるぞ？」


いや、お前が言うなよ

何この狂った空間……告白大会？



「嫌だ

というか、私にはもう夫になる人がいるから」



そう言った瞬間、その場の空気が張り詰めた

そして２人は勢いよく私に詰め寄る


「「どういう事だ？」」


「どういう事も何も、そういう事だよ


私、貴方達みたいな大人の色気ダダ漏れな人は嫌なの！

アラジンみたいに可愛くなくっちゃ！


あぁ、アラジンの事思い出したら会いたくなっちゃった

それじゃ」



２人の手を振り払い、絨毯に乗っていざ、アラジンの元へ！


−−−−−−−−−−−−

いかがでしょうか!?

遅くなってほんとすみませんm(_ _)m


リクありがとうございました！

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