【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

面白くない(原一哉) ページ31

原side



俺は今、幼馴染みの女の子の家のベッドに寝っ転がっている

隣で楽しそうに電話をしているのが俺の幼馴染兼初恋の人だ


なんか……面白くない



「……ちょっ、何？

や、やめ……！う、ううん、何でもないの！」



Aの首筋にキスを落とし、耳をぺろりと舐める


電話の相手に悟られないように顔を赤くして声を殺している

その必死な姿が可愛くて、もっとイジメたくなる



「その表情いいねぇ、そそられる


もっと見たい」



今度は耳を甘噛みする

そうするとピクリとも身体を揺らし、声を漏らす



「……んっ、待って」


ピッ


「あ、切れた」


Aを見ると、顔を真っ赤にして涙目でこっちを睨んでくる


……可愛い



「なんでこんなことするのよ！

一哉なんか知らない！……って、ご、ごめんなさいごめんなさい!!!


も、恥ずかしいからやめて！」



「つぎに俺ほっぽいて電話したらもっと恥ずかしいことするから」



俺、寂しがり屋だし？

仕方ないよな


−−−−−−−−−−−−


いかかでしょうか？

リクありがとうございました！

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