【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

絶対するなよ？(山崎弘) ページ29

山崎side


「浮気？」



部活の帰り、俺はいつも彼女と一緒に帰っている


突然彼女は自分が浮気したらどうするか


などと聞いてきた



「もしも私が浮気したら弘君はどうするかなーと思って

弘君は優しいからなぁ


どうする？」



俺はそんな事も考えた事がなかった


だから上手く言えないが



「嫉妬で狂っちまうかもな


俺は花宮みたいに頭も良くないし、顔もいいわけじゃない

けど、俺はAを世界一愛せる自信がある



悪いが、お前が思ってるほど俺は優しい男なんかじゃない」



多分こいつに好きなやつが出来て浮気なんてしようものなら……


孕ませて、既成事実を作って、俺から離れられないようにしてやる



その時は嫌われようがなんだろうが関係ない


ただ傍にいてくれさえすれば……



俺は隣で歩く彼女に微笑みかける


彼女も俺に微笑み返してくれる



「浮気なんて、絶対するなよ？」


「ふふ、しないよー！

弘君が１番だよ！」




−−−−−−−−−

いかがでしょうか？

遅くなってすみません！(；´Д｀)


リクありがとうございました!!

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