【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

誰にも見せたくないくらい(実渕玲央) ページ24

明日は夏祭り

私は友達と浴衣を着て行こうと約束したのだが……




「あんたセンス悪過ぎよ……


ほら、これなんかいいんじゃない？」


「浴衣が無いから一緒に買いに行こうって頼んだのは私だけどさ


さっきから私のメンタルが削られている件について……」



センスが悪いだのなんだの言われ、私のメンタルはもうズタボロですよ



「何ブツブツ言ってるのよ

はい、これに着替えて」



渡されたのは黒に赤い金魚が描かれている浴衣


「これ、私には大人っぽいような……」



「いいから！

大丈夫よ、私が選んだんだから


自信持ちなさい！」



とりあえず、着てみたが……



「やっぱり、大人っぽい」



まぁ、とりあえず見せよう



「着たけど、どう？」



「…………なかなかいいじゃないの

髪を上げれば完璧よ」


「レオ、顔赤いけど……」



「うるさいわよ！

ほんとに似合ってるわよ



………誰にも見せたくないくらい」



え？っと聞き返そうとしたが、遮られた



「今度、それ着て私とお祭り行きましょうよ！

今日のお礼はそれでいいわ」





そして来週のお祭りで私達は付き合うことになりました




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いかがでしょうか!?

遅くなってすみません！


リクありがとうございました!!

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