【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

い、いいか？(火神大我) ページ13

放課後

私は彼に頼まれ、補習の勉強に付き合っている



「火神君、ここ違うよ

あとここも」


そう言うと、火神君は頭を抱えて叫ぶ


「あーーー！

わっかんねぇ！


……わりぃな、毎日付き合わせちまって」



「全然大丈夫だよ

私帰宅部だから暇だしね」


にこりと笑えば火神君は頬をかき、そっぽを向いた


「……マジバでなんか奢るわ」




「やっと終わったー！

んじゃ、マジバ行くか？」


辺りは暗くなっていて、今日はいつもより長く勉強していたんだなぁ



「じゃあお言葉に甘えて奢ってもらおっかな

イチゴシェイク飲みたい！」



イチゴシェイクを飲みながら火神君に送ってもらう


隣を暗い道の中歩いていると、突然手を握られる


火神君を見ると


「わり、つい……

い、いいか？」


顔を赤くして焦っている

繋いでいる手は私より大きくて、少し汗ばんでいる



「火神君って、意外と積極的だね」


私は彼の手を強く握る

彼も強く握り返してくれた




「明日、部活休みなんだ……

よかったら、どっか出かけねぇか？」


「うん、楽しみにしてる」



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いかがでしょうか!?

リクありがとうございました!!

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