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結局、このまま家に帰る気になれなくて
公園のベンチで1時間ほど時間を潰していた
きっと、Aちゃんは優しいから夕飯の準備を終えて俺の帰宅を待ってくれてる
待たせてるってわかっていても足が動かない
｢はぁ……そろそろ帰らな｣
乗り気しないけど、仕方なく立ち上がってフラフラと帰路につく
｢ただいまぁ｣
『廉！おかえり！今日、早く帰ってくるって言ってたのに遅かったけど…なんかあった？』
ほら、今だってスーツにエプロンつけて俺の心配ばかり
………少し困らせてやろう、なんて考えが頭をよぎった
俺もまだまだお子様らしい
｢Aちゃん｣
靴も脱がずに目の前のAちゃんに抱きついて、離れないようにする
軽く香るAちゃんの香水
目の前にある項
何もかもが俺を誘ってるようにしか感じなくて、理性を保つのに必死になった
『れ、廉……リビング行こ？ご飯できてるから』
｢もうちょい、このままがいい｣
困ったような声で俺に話しかけてくるAちゃん
俺が困らせてるって優越感が身体中を駆け巡る
『なんか廉、今日おかしいよ』
｢いつもこうしたいって思ってるんやで｣
『そう……背伸びたね』
｢おん、175やで？かっこええやろ｣
『うん。だからご飯食べてもっと伸ばそ？ほら行くよ』
いつも通り、俺の言葉を華麗に避けて
リビングに促すAちゃん
そんなに俺が嫌なん？
抱きつかれるのは彼氏がええ？
こんな年下興味ないって？
Aちゃん彼氏おるってほんと？
聞きたいことは山ほどあるのに
やっぱり聞く勇気はでないんや
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mimi(プロフ) - こんぶさん» ありがとうございます！続きも、新作も頑張って書きたいと思います！ (2019年11月26日 14時) (
レス) id: 9f70b65028 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！リアルに10個近く廉くんと年の差がある私には最高のお話でした(´；ω；｀)続き、次回作共に楽しみにしております！ (2019年11月26日 9時) (レス) id: f33c245d3f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんぶさん» そう言っていただけて嬉しいです！多分、きっと、、、書きます！笑 (2019年11月22日 12時) (レス) id: 9f70b65028 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！続編で大学生編…ぜひ読みたいです！ (2019年11月21日 8時) (レス) id: f33c245d3f (このIDを非表示/違反報告)
さくらん(プロフ) - 表×裏ボーイがいいです！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: a7aa3d16ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2019年10月23日 20時
