#17 ページ17
'
『先生の言う通り、私は廉を大学に行かせてやりたいと思ってます』
シワひとつないスーツに身を包んだAちゃんとシワシワのスーツに身を包まれた担任が意気投合…というか、俺を大学に行かせるって点では同意していた
肝心の俺は、まだ迷っていて
生活に困ってないなら…都内にある私立の〇〇大学に進学したい
学力的にも余裕だし、何より家から近い
でも、こんなワガママ言ってられないのもわかってる
担任｢永瀬、お前はどうしたいんだ？働くのか？進学するのか？｣
｢えっと…俺は、｣
担任の問いかけに口ごもってしまった俺の背中を優しく撫でたAちゃん
大丈夫…やりたいようにやりな、って勝手な解釈かもしれんけど
そう感じて、言ってしまった
｢俺は、〇〇大学に行きたいです｣
『分かった、がんばろうね』
担任も首を縦に動かして納得してくれて
嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいになる
帰り道、Aちゃんからこんなことを言われた
『廉、ありがとう』
｢何がや、俺の方こそありがとな｣
『私の出身大学ね、〇〇大学なんだ…合格したら一緒だね』
俺がAちゃんの大学を知らないと思ったのかこんな話をし始めた
でも俺は、もちろん知ってる
だって…Aちゃん追いかけるために行きたいんやもん
'
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 865人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mimi(プロフ) - こんぶさん» ありがとうございます！続きも、新作も頑張って書きたいと思います！ (2019年11月26日 14時) (
レス) id: 9f70b65028 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！リアルに10個近く廉くんと年の差がある私には最高のお話でした(´；ω；｀)続き、次回作共に楽しみにしております！ (2019年11月26日 9時) (レス) id: f33c245d3f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんぶさん» そう言っていただけて嬉しいです！多分、きっと、、、書きます！笑 (2019年11月22日 12時) (レス) id: 9f70b65028 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！続編で大学生編…ぜひ読みたいです！ (2019年11月21日 8時) (レス) id: f33c245d3f (このIDを非表示/違反報告)
さくらん(プロフ) - 表×裏ボーイがいいです！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: a7aa3d16ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mimi | 作成日時：2019年10月23日 20時
