第8話▽無自覚強者 ページ9
貴方side
「はっ!もしかしてAちゃんが倒してくれたの!?ありがとう!!早すぎて見えなかったよぉ!!」
何を言っているんだ我妻君は……
『私は倒してないよ!てか腰抜けて動けない……どうしよ…』
「えぇ!?だ、大丈夫!?」
足に力が入らない…こんな所で座ってられないのに…
あの尋常じゃない速さ。紛れもなく我妻君のものだった。
かっこいい…素直にそう思った。
『大丈夫!我妻君、助けてくれてありがとね!かっこよかったよ?……なんて』
「……死ぬ。」
ドサッ と言う鈍い音と共に鼻血を出して倒れる我妻君。
え。
『ええぇぇ!?』
な、なんて情けない!!((
ど、どうしよ……
『我妻善逸くーん、起きてくださーい』
そう言ってほっぺをつんつんするも反応がない。
『仕方ない、日も登ってきたし、木陰まで運ぶか…』
意外とがっちりしてるな……やっぱ男の子だなぁ。
おぶりながらいい感じの場所を探す。
「うぅ……じぃちゃん……あったかい。」
『ふふ、可愛い。』
寝言を言う彼。不意にも私の母性本能をくすぐった。
。
144人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真白(プロフ) - すんすんさん» ご愛読ありがとうございます!!かまぼこ隊にこれからもっとからませて行きたい…!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月27日 7時) (レス) id: 224d3c6bde (このIDを非表示/違反報告)
すんすん - めっちゃ好きです!個人的に伊之助と善逸がめっちゃ好きなので、絡み多くて嬉しい…!更新頑張ってください!お待ちしております^^ (2020年1月26日 23時) (レス) id: ac2bef4c95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:真白 | 作成日時:2020年1月20日 8時