トリップしたのち不安な日常【銀魂】

#075 ド直球 ページ25

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『隊長、またサボってここに来たんですか？』




あの後銀ちゃんと別れて隊長と2人仲良く屯所へ帰る。


隊長にちゃんと休むって伝えなかったことに怒っているのだろうか。




『すみません、ちゃんと伝えれば良かったですね』


「あぁ、もう良いけどねィ」


『次からちゃんと休むって言います』


「違ぇ」




ちょっと誰かこっち来てー。
隊長がいつもと違うのですが！！！

調子狂うなぁ...。


てかさマジで何が違うんですか。
合ってるでしょコノヤロー。
この天邪鬼。

屯所に着いたと思ったら急に走り出して隊長は自室に入ってしまった。


本当にどうした。


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−hizikata‐side−


「総悟の様子がおかしい？
ンなのいつもおかしいだろうが」


『いや、本当におかしかったんですって』




夕飯前、総悟が増やした書類を片付けていたら三木が部屋に来た。

詳しく話を聞いて、俺は溜め息がでた。




「そりゃおめぇ...」


『？』




＿＿嫉妬、してたんだろ。
何て言ったらド直球過ぎてきっと伝わってしまうだろう。


そんな事したら総悟に怒られる。
...いや、何で上司の俺が怒られることを恐れてるんだよ。




「...時間経てば元通りになってるんじゃねぇの？」


『やっぱそうですよね？
それしかないでよね？
じゃあそれまで待ちますかー』




...それもどうかと思う。

言う事だけ言って部屋を出て行く三木の背中を見つめて面倒な後輩が増えたな、何て思った。


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