GirLcRASh…？【BTS】

腹を括る。 ページ27

翌朝



少しドキドキしつつ

リビングに行ったら



ホソクはソファーでスマホをいじってた



特に変わった様子なし。




｢おはよ〜｣


TH｢おはようヌナ〜｣


JM｢パン食べます？｣


｢うん｣




何だかんだ、言い逃げしちゃったし


話しかけづらいなぁ



JM｢ヌナ、ホソギヒョンの事見すぎ｣



ふふって笑う

ジミンに耳打ちされて気づいた



そんな見てたかな




あ、目合った。




けど直ぐにそらされた




ええ、そんな…




やっぱり黙っとくべきだったかな




ジミンが焼いてくれた
サックサクのパン




美味しいのに、食べる気しない




JN｢それ要らないなら貰うけど｣




斜め前でもさもさパンを食べてたオッパに

すっと差し出してリビングをでた




あー、元気でない



ベッドに寝転んでスマホいじってたら




コンコンってノックの音が聞こえた



｢A入るよ｣




この声……！



慌てて起き上がって手櫛で髪を整えてたら

ひょこっと顔を出したホソク




｢なに、どうしたの？｣


JH｢ユンギヒョン居ないよね？｣


｢うん。朝一で作業室行ったみたい｣


JH｢そっか、昨日のあれ、謝ろうと思って｣




えっ？



謝る？



JH｢俺があんまりしつこく聞くから…気を使わせたんだなって反省してた。もう聞かないから安心して｣



何が、どういう？



JH｢それじゃ｣





謝られた理由はわからないけど

今まで通りってことで、いい？




いや、良くないよね



ホソクは何かを勘違いしてる



ガバッて起き上がって



ホソクとジミンの部屋をノックしたら

ドアが開いて出てきたホソクが目を丸くする




｢ホソク何か勘違いしてない？｣



JH｢えーっと、取り敢えず中入る？｣



促されるまま椅子に座ると

向かい側のベッドにホソクは座って
んで、勘違いって？って首を傾げた




いざ聞かれると、答えづらいんだよなー



でもここまで来ちゃったしな〜


腹をくくれ私！！




｢私が昨日ホソクがタイプだって言ったのは本心からだよ？だから、言いづらくて、それまでは黙ってたんだけど…｣




うっわー


めっちゃ目が泳いでる自覚ある



ホソクの顔見れないもん



自分で来たけど早く帰りたい




JH｢そういう事だったんだ｣




げ。


怒ってる時の声のトーンじゃん



JH｢そっかー……俺か。そういうことか〜｣



ベッドに寝転がって
私に背を向けるホソク


なんか頭抱えてるし



言わない方が良かった気がしてきた

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