間違った選択肢 ページ25
『ケーキいいの？』
お兄さん「いいよ、桃ちゃん好きなの選んで」
『わぁ、パパありがとう!!これがいいなぁ』
パパ活から1時間経過、今はカフェに来てケーキを
奢ってもらっている途中です
チヤホヤされるし、友人ちゃんがハマる気持ちも分かる
悪い気分に今の所ならないから安心している自分がいる
お兄さん「これ食べたら車乗ってかない？」
『えっと……車？』
お兄さん「ドライブなんて、どうかな」
『時間…は、えっと、あるから大丈夫!!』
お兄さん「ほんと？パパ嬉しいなぁ〜」
『それじゃあ、早く食べないとね』
お兄さん「焦らなくてもいいよ、帰り送るから」
『パパ優しくて好き!!』
媚を沢山売って、気に入られる、褒められる
新しい感覚に浸っていると注文していたケーキが来た
甘くて美味しい、ココまた来ようかな
兄さんも一緒に連れて2人で時間過ごすのもアリかも
甘さに浸っていると、時間は過ぎケーキも残り1口
を食べ終えてしまっていた。
パパと一緒に店を出る
お兄さん「ここに車持ってくるから待っててね」
『分かった、パパ』
喫茶店から少し歩いて駅前付近に戻ってきた
パパは車を持ってくると言ってはなれてしまった
ut「えっ、Aちゃんよな」
聞き覚えのある声、振り向けば煙草を咥えて目を見開く
鬱くんの姿が入ってきた
ut「メイクなんかしとってデート？」
『んん、アルバイト』
ut「え？」
『ん？』
ut「……ｱｯｰ 、トントンは知っとる？」
『話してない』
ut「もしかしてやけど、パパ活的なしとるん、？」
お兄さん「桃ちゃんっ、えっと、知り合いの方かな？」
ut「………」
『あ、パパ!!』
お兄さん「後ろの席に乗ってくれる？」
『分かった、って事で鬱くんまたn』
ut「悪いねんけど、今からの予定俺がパパなんよ」
不意に腕を引かれた、少し見えたけど
パパの車の後ろ席は倒れていて不自然だったな
ut「ほら、パパと沢山遊ぼうや？」
そう言って鬱くんは腕を引く力を緩めなかった
寧ろ、強く握られていて痛かった
『……ごめん、時間埋まってたの忘れてた』
お兄さん「あっ、そかそか!!なら、また今度ね」
ut「ほな、またな」
『またね』
鬱くんは後ろを見向きもせずに進んでいくと近くの
喫茶店に入って行った
zm「あっ、大先生遅いやん…？」
rb「あんさん、また女捕まえたん？」
sya「いや違うやろ、A？」
あー、終わった
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琥珀2(プロフ) - らーてさん» ありがとうございます！喜んで頂けて嬉しいです (2022年12月18日 23時) (
レス) id: c7be8df0ea (このIDを非表示/違反報告)
らーて - このお話面白くて大好きです！ (2022年12月15日 16時) (レス) id: 8fcdd5ce64 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀2(プロフ) - 明日花さん» 東北人なんです((雪が降ってクソ寒いですよね、応援ありがとうございます！励みになります (2022年12月4日 23時) (レス) id: c7be8df0ea (このIDを非表示/違反報告)
琥珀2(プロフ) - りぃさん» いえいえ、リクエストを寧ろして下さりありがとうございました！！ (2022年12月4日 23時) (レス) id: c7be8df0ea (このIDを非表示/違反報告)
明日花(プロフ) - 主さんも東北人なんすか！？同じですね！作品めっちゃ好きです！本当に好き！無理のないよう頑張ってください！好きです (2022年11月23日 15時) (レス) @page41 id: 2d37ba73d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀2 | 作成日時：2022年9月15日 23時
