47. ryuto ページ47
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龍「 すみません、お待たせしました 」
父「 はい、乾杯 」
お父さんに、親戚の方々。
日本酒の入ったおちょこを頂いて、乾杯を交わす。
父「 最近忙しいみたいだな 」
龍「 はい、ありがたいことに 」
父「 よくテレビで見るわ 」
龍「 見てくださってるんですか…ありがとうございます 」
素直に、すごい嬉しいことやなって。
父「 こんな感じじゃないだろ 笑 」
龍「 あははっ 笑 」
父「 緊張してるか？ 」
龍「 して…ます 」
たぶん、ここ数年で1番緊張してる
父「 Aとはうまくやってるか？ 」
龍「 はい、 」
父「 わがままだろ、あいつ 」
龍「 いやいや、僕の方迷惑かけてしまってばっかりで 」
父「 気も強いし、難しい奴だけど、これからも頼むよ 」
龍「 はい、任せてください 」
お父さんと絶対にAを幸せにすることを約束して、もう一度乾杯を交わす。
『 お父さん、あんま飲ませないでよ？ 』
塁を寝かしつけて、リビングに帰ってきたA
父「 お前もそんな強くだから、頼るとこはしっかり龍友くんに頼って、しっかりと支えてあげれるようにちゃんとしろよ 」
『 お父さんに言われなくてもわかってますー 』
父「 ならいいですー 」
って、ほんま仲良し親子 笑
『 明日は朝早起きしなきゃなの 』
母「 ちゃんとご挨拶するのよ 」
『 そんなこと言われなくてもわかってます〜 』
明日は朝から僕の実家に帰って、2日間Aと帰省する
母「 少しはお酒飲んでるんだから気をつけて帰りなさいよ 」
『 わかったから 』
母「 龍友くん、こんな娘だけど今年もよろしくね 」
龍「 いえいえ…僕の方こそ、よろしくお願いします 」
母「 お母様にもよろしくお伝えくださいね 」
龍「 はい、伝えておきます 」
『 じゃあね 』
父「 気をつけてな 」
龍「 お邪魔しました、ご馳走様でした 」
母「 また遊びに来てね〜 」
Aとよく似たお母さんとお父さんにご挨拶して、目の前に呼んでいたタクシーに乗り込んだ
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作者名：ru_____ | 作成日時：2018年7月2日 4時
