Eternally _ryuto_ (ページ14)

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ものすごい頭痛がして、目が覚めた。

隣には裸で、お腹まで布団をかぶって眠る彼。
で、私も何故か服を着てない。

ベッドの下に散らばる私達の服や下着。

やばい…全然覚えてない。

昨日龍友が着て寝る予定だったのであろうTシャツを拾って着る。

携帯を探そうと寝室を出て、リビングに向かうとソファーの上に昨日持ってたバッグを見つけた。

携帯を開くと龍友からのスタ連と大量の不在着信。

『まだ6時… 』

昨日何時に帰ってきて何時に寝たのかすら全く覚えてないからほんとに困る。

充電がもう5%しか残ってないのに気づいて、もう少し横になろうとベッドサイドにある充電器を使う。

龍「んーっ… 」

『あ…ごめん起こした』

龍「 …酒抜けた？」

『めっ…ちゃ頭痛いけど… 』

龍「ハメ外しすぎー」

『ん…ごめんね』

龍「しかも」

『ん？』

龍「昨日ここにお前運んできたの、男やってんけど」

『男？んー…誰だろ… 』

龍「アイツだけじゃないんかい！」

『女の子3人、男の子3人、でご飯食べてたの』

龍「なんか…元カレ？て言うとったぞ」

『あぁ…翔ちゃんかぁ。余計な事言わなくていいのに… 』

龍「ほんまに付き合ってたん」

『あははっ、1ヶ月だけね』

龍「なんで別れたん」

『なんか友達の方がいいねーってなって』

でも今はほんっとになんの気もないし、ただの友達としか見てないよ、って言うと

龍「あのくっそ男…ほんま腹立つ」

そう言って引っ付いてきた。

『一応仲のいい友達なんだからくっそ男なんて言わないで笑』

龍「お前の周りにいる男はお前がどんだけ仲よくても友達でも僕からしたらみんな敵やから」

『なによ、それ笑』

龍「もーなんでもいいから、あんななるまで飲むの禁止。わかった？」

『ん、気をつける。ごめんね、ほんと』

よし、じゃあ起きよ、ってベッドを出る。

もう当分お酒は飲みたくないけど、ああやってヤキモチ妬いてる龍友も悪くないなぁ、なんて。笑

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