貰ってばかり ページ40
A:でも…こんな大きな花束どうしよう…入りきる花瓶もないし…
ウニョク:後で、花瓶見に行こう!
A:え?外いいの?
ウニョク:え?何を今更?SUPER JUNIORって知らない時は普通にデートしてたじゃん…
A:あの時とは…状況が違うし…
ウニョク:大丈夫だから!それより、こっちに来て!
ソファーに先に座ってたウニョク
A:なぁに?
ウニョク:左腕出して!
言われたままに差し出すと…
A:これって…
ウニョク:お揃い、第二段だよ!
私の左手首にブレスレットが…
ウニョク:ほら!一緒!
A:花束まで貰ったのに…
ウニョク:花は綺麗だけど…残念な事に枯れちゃうから…形がちゃんと残るものをプレゼントしたかったんだ
私はウニョクの首に抱き付く
ウニョク:そんなに嬉しかった?
A:私はウニョクからいつも貰ってばかり…ネックレスも、チケットもブレスレットも…素敵なサプライズも…
ウニョクは私の腰に手を回し抱き締める
ウニョク:そんな事ないよ。僕も沢山貰ってる
A:え?プレゼントなんてしたことないよ…
ウニョク:アハハ!
驚いた顔をした私を見て笑う
ウニョク:たーくさん、貰ってる!Aが僕を好きって気持ち…Aから届くメッセージ…お疲れ様の一言で疲れなんて吹き飛ぶし…僕にだけ可愛く甘えるところ…物じゃなくても沢山貰ってるよ
A:それを言うなら私もだよ?その上、形が残るものをってプレゼントまで…何だか申し訳ない気がする
ウニョク:ん〜…なら、僕からもう離れないって約束して?
A:約束?
ウニョク:そう!約束!そりゃ、考えたくないけど、例えばAに他に好きな人がぁとか…僕を嫌いになったぁとかは仕方ないけど…不安だからとか小さな理由では離れないって…どんな不安も悩みも全部僕が解決するから…ね?
A:そんな事でいいの?
ウニョク:そんな事って言うけど…僕達みたいな仕事してたら、難しい事なんだよ…前にAが離れたのもそうじゃない?Aに限らず…ね…
私の知らない芸能界って世界…
確かに普通の恋愛より難しい一面は多いのかもしれない…
現に私も一度は不安や悩みの方が勝ってしまったのだから…
A:分かった!約束する!私はウニョクから離れないよ!
そう伝えると
ウニョク:ありがとう…
って、優しく笑ってて
あぁ…
また、素敵な笑顔を貰っちゃったなって思ってしまった
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作者名:優勇 | 作成日時:2020年1月20日 3時