待ちに待った ページ29
リサ:私今日本当楽しみにしてたんだぁ！でも、本当に私もいいのかなぁ…
A:当たり前だよ！それに今さらチケット返しますって言える？
リサ:言えないよねぇ〜！
リサの誘導に従い、グッズ販売ブースでペンライト等も購入した
A:なんか、凄いね！この前は私は待ってたからさぁ…グッズ買うってこんな感じなんだね！
リサ:どんな気分？逆に…？私が知りたいわ！彼氏のグッズ買う気分っての！
A:えぇ？なんか不思議だよね…だって、見て、うちわとかあるんだよ！なんかおかしいね！
別にあれこれ買うつもりはなかったのに…
リサ:……何だかんだで、買ったね…
ついつい、ウニョクの顔を見ちゃうと…
リサ:なんか、あんたの王子さまは言えば喜んでグッズくれそうだけど…
A:ん〜売り上げに貢献しなきゃね！
リサの:グッズも買ったし、入場出来るけど、どうする？
A:そうだねぇ…もう入っちゃおうか…座ってゆっくりしとこ！
開演まであと1時間…先に入場して開演を待つことに
リサ:ウニョクが演出してるんだよね？
A:そうなの？
リサ:嘘でしょ…
A:演出がとは話していたけど、この公演の話だったんだ
リサ:はぁ…話聞いてあげてよね…
A:聞いてるよ！失礼しちゃうな！
なんて、話ながらチケットに指定されている座席を目指す
リサ:…ねぇ…合ってるよね…
A:う〜ん…私たちが数字をちゃんと読めてる人間なら合ってるでしょう！
リサ:合ってるでしょう！って呑気な！
A:呑気にはしてないけど…
リサ:だって…だって…何この席！
そう、東方神起でもアリーナ席の4列とすごくいい席だったけど…
今回はアリーナのどセンター一列目…
A:いいのかなぁ…私は貰っただけのチケットなのに
リサ:それは余計に私の台詞なんだけど…
A:とりあえず…座ろうか…
リサ:…うん。
私は座ってから、周りを見渡す
これがウニョクが見えてる世界なんだ…
ステージから見てる訳じゃないが、ステージに近い位置から周りを見渡してみてそう感じた
A:すごいね…これがウニョクの世界なんだね…
リサ:は？まさか、また別れるとか言わないよね？
A:えっ！そんな事言わないよ！
リサ:それならいいけど…ウニョクと今日は連絡してないの？
A:朝はしたよ！昼からは集中してもらいたいし…
リサ:なんにせよ、カッコいいウニョク見れるしね
本当…待ちに待った日が来たのだ
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月20日 3時
