また明日。《3》

♯140 ページ40

A「長谷川くんと壱馬さんも？」


陸「うん、そうなんだよね(笑)まこっちゃんが陸さ〜ん俺も行きたいです！って。樹もいいよーって言ったからさ(笑)」


A「……で、どうして壱馬さんも？(笑)」


陸「奇数になるじゃん(笑)」


壱馬さん、人数合わせ？
ちょっと……可哀想(苦笑)


A「じゃあ6人？目立たないかな？バレない？水着でマスクしてる人いないよね？」

※コロナのない世界です


陸「あ、大丈夫(笑)ちょっと東京から離れてるけど事務所のプライベートビーチ？そんな大規模じゃ無いけど、人が入れない所があるから。そこなら大丈夫(笑)」


え、すごい、LDH……
そんなのまであるんだ！？
話せば話す程、知れば知る程
住む世界の違いを感じる
雲の上の人、遠い存在に思う


陸「それより、元カレその後どう？連絡ある？」


A「全然。もう私には連絡来ないと思うけど。祭さんは？」


陸「祭はさ……Aちゃん程深い関係じゃ無かったと思うんだよね。向こうの気が向いた時に会うって感じだったみたいだし、名前も嘘なんでしょ？次連絡来たらボコボコに打ちのめす！とか息巻いてたけど(笑)アイツ、恋愛経験豊富だけど不器用なんだよね。騙されやすくて、いつも最後は泣いてる。酔うとボディタッチやたら多いし、男は勘違いするし、行ける！って思っちゃうんだろうなぁ」


危険なタイプ
同じ人を好きになりたくない人種


A「祭さんとは、いつからの友達なの？」


陸「祭は元々EXPGでダンスレッスン受けてた子。もうダンスの道は諦めちゃったんだけどね。勿体ない。センスあったのに」


A「じゃあ……かなり付き合い長いね？」


陸「うん。昨日今日知り合った仲じゃ無いんだよ(笑)」


私と陸くんは、祭さんに比べたら本当に昨日今日知り合った仲

そんなつもりは無いのかもしれないけど
私とは違うんだよって言われてる気がした

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