忍たま達に色々な事してみた！８

足を滑らせて崖から落ちてみた (3〜5年) ページ12

サーガ様リクエスト

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伊賀崎孫兵


「離したりしないよ」

貴方の腕を掴み

絶対に離そうとしない

額に滲む汗が下へと落ちる

“もう、少しｯ”






富松作兵衛


「よ、よかった」

落ちそうになる貴方を

自分のところに

ぐっと引き寄せる

勢いで倒れ込む2人は

しばらくの間抱きしめ合っていた






神崎左門


「無事か!?」

貴方を引き上げた彼は

怪我がないかと

貴方の肩を揺さぶった

怪我がないとわかると

彼は全身の力が抜けたように座り込んだ







次屋三之助


「僕が端を歩かせちゃったから……」

貴方の腕を掴み

落ちずには済んだ

だが彼は自分を後悔し

少し目に涙が溜まっていた






三反田数馬


「……怖かった」

やっとの事で

貴方を引き上げた彼は

小さくそう呟いた

貴方を失ってしまう怖さが

彼に押し寄せて来たのだ






浦風藤内


「僕のせいだ……」

貴方は無事だったものの

彼は貴方を抱え蹲っていた

貴方は彼を抱きしめ

そんな事ない、ありがとう

と微笑んだ






平滝夜叉丸


「もう大丈夫だからな」

足がすくみ立てない貴方を

彼は強く抱きしめ

背中を擦ってくれた

“手を繋いで歩こうか”






綾部喜八郎


「もう片手伸ばして」

貴方の片腕を掴み

引き上げようと頑張る彼

貴方にそう言うと

もう片手を強く握り引っ張った






田村三木ヱ門


「血が出てる」

落ちた拍子に

枝が腕をかすり血が滴っている

彼は貴方を引き上げると

申し訳なさそうに眉を下げた






浜守一郎


「あと少し踏ん張ってくれ！」

貴方を腕を強く掴み

必死に上に上げる彼

貴方も足や片手を使い

上に上がろうとする

“せーのｯ！”







斉藤タカ丸


「危ない！」

落ちる直前で

貴方の腕を掴む

引き寄せた彼の鼓動は

バクバクと音を立てていた

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