忍たま達に色々な事してみた！11

いきなり倒れ心配されてみた (上級生) ページ14

ゆっち様リクエスト

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平滝夜叉丸
「無理のし過ぎだ」

“いつも言ってるだろ”とブツブツ説教するが

看病する彼の手は微かに震えていた

もう大丈夫と起き上がろうとするも

布団に押し戻され丸一日傍で看病してくれる




綾部喜八郎
「貧血だって」

いつも素っ気ない彼は何だかんだ言って貴方に甘い

貴方が欲しいものは全て揃え

大好きな穴掘りもせず貴方の隣で寝っ転がっている

“……あまり動いちゃ駄目だからね”




田村三木ヱ門
「A！？……熱い」

いつもと少し様子が違うなと見ていたら

貴方が突然倒れ反応が遅れてしまう

急いで駆け寄り熱だとわかると

火器をその場に置き去りにし医務室まで全力で走った

“もう少しだからな！”




浜守一郎
「しっかりしろ！」

いきなりの出来事に冷静さを失い、貴方の肩を強く揺さぶってしまう

はっとして貴方を見ると更にぐったりしているのでもう泣きそう

近くを通りかかった三木ヱ門と医務室まで運んだ

“……ごめんな”




斉藤タカ丸
「だ、誰か呼んで来なきゃ」

貴方を木陰まで運び学園中を走る

やっと見つけた人影は保健委員会委員長の善法寺伊作先輩

事情を説明するとすぐに対応してくれ

大丈夫だとわかると安堵から涙を流した




久々知兵助
「大丈夫！？ねぇ！」

声をかけても反応はない

焦りからもし命に関わる事だったらと嫌な想像をしてしまう

貴方を医者のところまで連れて行くと

ただの寝不足と言われ、安堵しその場に崩れるように座り込んだ





尾浜勘右衛門
「もぉ……本当に心配したんだから」

遠くで歩く貴方を見つけ声をかけようとした瞬間

貴方が倒れ、更にすぐに立ち上がらないので彼は急いで貴方に駆け寄る

必死に貴方の名前を呼ぶ彼にドッキリと書かれた看板を見せると

軽く頭を小突かれた





竹谷八左ヱ門
「心臓止まったかと思った」

未だバクバクと音をたてる心臓に

貴方はクスクスと笑う

ちょっとしたイタズラに毎度引っかかってくれる彼

楽しいけどやり過ぎには注意かな





不破雷蔵
「返事がない……どうしよう」

どうしようどうしようと迷う彼に

ごめんドッキリと遠慮がちに笑うと

プリプリ怒り長い説教が始まった





鉢屋三郎
「医務室まであと少しだからな」

貴方を背負い森を抜ける

貴方の熱い体温と苦しそうな吐息が伝わってくる

学園に着き眠る貴方を眺め

“早く治せ”と唇にキスをした

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