【銀魂】【約束のネバーランド】2

第64話 ページ19

掴まれた手はもっと強く握られ、元から近かった距離はさらに縮められる。









普段から人を見て怖いと思ったことは無い私でも今の沖田さんに恐怖を感じる。









顔の横で固定されていた手はいつの間にか沖田さんに頭の上でまとめられ、
もう1つの空いた手で私の顎を掴みあげ無理矢理視線を合わせられる。









沖「聞きてぇことは山ほどある。






まずは、今までどこに行ってた


そして、その格好はなんだ。誰と居た。



なんでこんなに怪我してやがる。吐け。」









もはや疑問形にもなっていない問いに、





これはガチ怒りだなと私は呑気に思う。









正直に言わないと絶対解放してくれないな。









「･･････今まで吉原で神威と鳳仙･･･吉原の夜王です。そいつらと戦っていました。






この格好、は潜入するために着たんです。


万事屋と百華の人達も一緒でした。




この傷は戦ってる時に出来たやつです。









始末書とかの心配はないです。


神威は逃しましたがちゃんと鳳仙を倒せたし、吉原の天井も開きました。」









じっと沖田さんを見つめる。









いや、睨むの方が正しいか。









土「それくらいにしとけ、総悟。」

第65話→←第63話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す