【TREASURE】宝 石 病 院 生 活 記 録 ✎५

✦ ドキドキの検査 [ 🦔🐶 ] ページ24

【A side】



















ﾋｮﾝｿｸ「じゃあ、隣の検査室でジフン先生待ってるから行っておいで〜」


『…はーい…。』


ﾋｮﾝｿｸ「すぐ終わるんだから頑張っておいで! ほら! 」


『うん…、行ってきます! 』


ﾋｮﾝｿｸ「おっ偉い! 行ってらっしゃ〜い! 」

━━━━━━━━━━━━━━━










ｶﾞﾗｶﾞﾗ...


『...、しつれいしまーす...』


🐼「おー来た来た！おいでおいで〜」



ヒョンソク先生にさっき教えられた通り隣の処置室に入ると、準備万端な検査装置たちと共にジフン先生が私を待ち構えていた。



🐼「すぐ終わらせちゃおうな〜、はい早速ここごろーんする」


『(は、はやっ..)うん...』


🐼「タオルかけるよ〜」


『(ｺｸﾘ)』


🐼「もーちょいこっち側向ける? 」


『...こう?? 』


🐼「あーそうそうそれくらい! OKいいよー」


『...はーい、、』


🐼「ん、ジェル冷たいけど我慢だぞ〜」


『(ｺｸﾘｺｸﾘ)』


🐼「寒いとか気分悪いとかないー? 大丈夫? 」


『だいじょうぶ。 』


🐼「了解〜」


『.......................』









今年もダメって言われたらどうしよう....。


第一、はなからダメって決められたんじゃなくて「とりあえず外泊できるレベルの状態かどうか検査してみよう」って先生たちが考えてくれてたんだから全然許可が出る可能性もあるし、それを信じたいけど.....、。

どうしても、許可されないって言う可能性が0ではないこともちゃんと分かってるから...、そっちにばっかり気がいってしまう.....泣








🐼「...そーんなに怯えなくて大丈夫、これならなんとか許可出せそう」


『.............、、えっ、...ほんと!?!?!? 』


🐼「あ、こーら動かない！」


『ご、っごめんなさい.....................................で、ほんと...? 』


🐼「薬がよく合ってるのかな...今すごい状態良いみたい。」


『やったぁ.......う、うれしい...泣』


🐼「は〜いこれでおしまい。よく頑張りました(撫)」


『.......おうち帰ったら、なにしよっかなぁ...』


🐼「出来る範囲内のことなら何でもやりな〜、先生たちがついてるから大丈夫。」


『...うん! ありがとジフン先生...。』


🐼「一緒に、頑張ろうな。」


『うんっ！』

✧︎ 念願の [ 🐶🐯🐨 ]→←✧︎ 〇〇でいっぱい [ 🦔 ]

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す