3 ページ3
起きると、ソファーの上で寝ていた。
妹よ、せめて毛布はかけてくれ。
寒かったせいか、起きてすぐスマホを見ると3時18分と表示されていた。
「一度おきたら眠れない体質なんだよな。どうしよう」
そう思い、ニュースアプリを開く。するとそこには令和ロマン優勝2連覇という文字が。
この人達前に、妹とライブ見に行ったときにいた人だ。
会ったことある人が大会で優勝しているということに少し嬉しくなる。
てかこんだけニュースにするってことは、どれだけ有名な大会なんだ。
スクロールしながらいろんな記事を漁っている中、また大会のニュースが流れてきた。
''バッテリィズ惜しくも準優勝''
「妹の好きな芸人、準優勝してるやん。」
妹が好きな芸人が2位という記事にも嬉しくなって、どんな感じだったのか知りたくなり、記事のもっと見るボタンを押す。
''悔しいけど、楽しかった''
記事には妹の推しが言ったであろう言葉が太文字で掲載されていた。
「準優勝はそりゃー嬉しいだろうけど、それよりもよりも悔しいが勝つんだな。でも楽しかったって、すごいアットホームな感想やな」
そんなことを考えながら、ピロンと通知がきたため、LINEアプリを開く。
「あ、友達からなんか送られてる。」
『ねね!今度3:3でお食事会しようと思うんだけど、Aさ一緒に行かない?!?!』
合コンの誘いだった。

25人がお気に入り

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きのこぬん(sk先輩) | 作成日時:2024年12月29日 23時