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Hokuto
京「…まぁ、そうだよね」
結局俺たちは特にやることもなく、大分早めに楽屋入りしてしまった。他のメンバーなんてもちろん居なくて、スタッフさんですらも数人いる程度。
バツが悪くなって、目を見合わせた。
どこか落ち着かない。今日は何かをしていないとソワソワしてしまう。数分おきに楽屋の扉を眺めては行き先を失って手元を見る。そんなことを続けている。
京「二人は、気まずい？」
そんなわけないってわかりきって聞いてくる。いつか樹に言われたんだ。俺が意識し過ぎなんだ、俺たちの関係は俺が握ってるって。
確かに、そうだった。
なんとなく俺から距離を置いて、俺自身も確かな理由なんて分かってなかった。京本もなんとなくそれを察して距離を取るようになった。
でも俺が泣いていたらそばに居て、イラついていたら言葉を掛けてくれた。
そんな京本がかっこいいと思った。
北「…気まずい、って言ったらどうする？」
うーん、としばらく考え込んだ京本は満面の笑みで答えた。
京「次は絶対、離れない。北斗に嫌われても、ムカつくぐらいずっとそばに居る。……というか、北斗が俺のこと嫌いになるわけないもん。」
北「なにその自信」
京「だって北斗は俺のこと大好きだもんね！」
北「あー、はいはい」
どこからそんな自信が来るんだろう。でも、なぜかその言葉に安心して笑ってしまった。
話していたらあっという間に時間は過ぎて、もうそろそろ他のメンバーも来るはずだ。
扉が開いて慎太郎が入ってきた。
慎「おは………」
慎太郎は入ってくるなり時間が止まったように静止して動かない。その状況が可笑しかったのか、京本がくすくすと笑い出した。
慎「あのーさ、大丈夫だった？」
慎太郎の言う"大丈夫"は、俺と京本が楽屋で二人きりだったのが大丈夫だった？って意味。
京「うん。もうね、俺たち大丈夫なの。」
慎「ほんと？」
北「今まで散々気 遣わせてごめんな。」
眉毛を寄せて心配そうにしていた慎太郎もたちまち飛びっきりの笑顔になった。
慎「きょもと北斗が仲直りした〜！！良かった…」
別に喧嘩したわけじゃないけど、なんてツッコミは放っといて、どこまでも可愛い慎太郎を二人でわしゃわしゃ撫で回した。
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柘榴(プロフ) - 天使が天使すぎて天使でした（え）きょもほくめっちゃよかったです！！！！！！ (2020年3月21日 13時) (
レス) id: 2a4d2a700d (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズ(プロフ) - いや！！やっぱりきょもほく最高です！！！！めちゃくちゃ面白かったです！！！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 13f56b0528 (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - 京ジェが見たいです！採用されなくても作者様に目を通して頂いて嬉しいです！更新頑張ってください！ (2019年8月27日 2時) (レス) id: 693825418e (このIDを非表示/違反報告)
ほにゅーびん(プロフ) - きょもじゅりお願いします！ (2019年8月26日 12時) (レス) id: 3ebede5bec (このIDを非表示/違反報告)
Lulu - きょもじゅりみたいです！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: 0fa792ddbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃斗
| 作成日時：2019年6月25日 18時
