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朝が早いのが苦手な俺は大抵、侑李より起きるのが遅い。
大貴、遅い！って毎朝怒られるのが日常。
だけどその日は珍しく侑李がいなくて、おかしいなって思ってたらまだ部屋にいた。
有「…侑李〜朝だぞ〜」
知「いま起きるから。朝からうるさいな…」
なんていつもみたいに言われて、はいはい、と俺は適当に返事をしてリビングに向かった。
数分後、侑李はリビングに来た。
今日は俺が腕を振るってやろう、そう思って朝食を作っていた時、
こつん、と背中に柔らかい感覚。
振り向いてみれば侑李が頭を俺の背中に預けていて、
有「…どうした？」
普段からは絶対にありえない状況にうろたえながら声をかけた。
知「ねつでた」
ぼそっと呟くので、すぐに確認してみれば触っただけでわかる高熱。
すぐにだっこして布団に運んでやった。
布団に運んだけど侑李は苦しそうに息をしている。
冷えピタとか氷まくらとか用意して…
あとは少しでも何かを食べさせないと。
とりあえずキッチンに行こうと思って侑李に声をかけた。
有「侑李、なんか食べないと弱っちゃうから、少しでも食べよう。
なになら食べられそう？」
知「…、…ないで」
ぼそぼそと小さい声で喋るから、今は喋るのも辛いのかな、って。
だったらゼリーかなんか適当に買ってきてやるか。
有「…コンビニ行ってくんね。ちょっとまってて」
部屋を出ていこうとすればぎゅっと掴まれる服の袖。
掴んだのは侑李で、顔を覗き込めば侑李は熱なのか知らないけど真っ赤な顔で呟いた。
知「…行か、ないで、ひとりにしないで…
ここにいて…ぼくのとなり」
なんて可愛すぎること言うから、ここに残りたいのはやまやまだけど。
有「でも、なんか食わないと、な？
すぐ戻ってくるから」
知「３分で戻ってこないと、ぼく怒るよ」
涙目にしながら精一杯睨んでくる弟。
待っててな、って頭をぽんぽんとしてやれば渋々納得したのかうん、と頷いた。
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かなこ - 看病されるがわがいいです (2018年12月9日 18時) (
レス) id: 578992f200 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 看病してるのと、されてるのどちらも見たいです (2018年8月14日 23時) (レス) id: 15d8fa5708 (このIDを非表示/違反報告)
えりも - JUMPの看病したいです。 (2018年7月2日 15時) (レス) id: c054891c70 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい(プロフ) - リクエストいいですか？裕翔くんがスタッフにいじめられててメンバーが助ける話お願いします！ (2018年7月1日 9時) (レス) id: ecfae142fa (このIDを非表示/違反報告)
渚颯(プロフ) - hikoyuさん» ご連絡遅くなって申し訳ないです！リクエストいただいた内容を更新しました。ご確認いただけたでしょうか？ (2018年6月30日 0時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渚颯
| 作成日時：2018年6月3日 15時
