【鬼滅の刃】そして私は独りになった

三十五話 ページ39

私の腕を掴んでいた手が緩んだかと思えば


星野宮早苗が吹き飛ばされた




受け身は取れていたがいきなりすぎて完全に対応できていない







？「オイオイ




なんでコイツ、縛られていないんだよ」






星野宮早苗の頭を踏みながら言う







杏寿郎「君は誰だ！？





君はここに来てはいけない！






速やかにここを出ていってほしい！！！」




炎柱がここを出ていくよう促している







お館様「ここに来ては行けないと壱樹()に言われていたはずだよ





久しぶりだね




雪兎」











雪兎「オイオイ





それはいくら鬼殺隊当主様でも聞き捨てならねぇなぁ








僕の前で壱樹様の名前を出したら、命が危ういぜ？







なぁ？



A」






そう言って産屋敷に持っていた木刀を向け、こちらに同意を求めてくる雪兎







『この場でその呼び方はやめろって言ってるでしょ？





本当にアンタって自由人ね』







雪兎「オマエもな


それに、どーせコイツが呼んでたんだから今更じゃん



僕の質問に答えろよな」






『私はそもそも答える気がないの



だって、コイツに言っても意味ないし






そもそも言う必要もないもん、あんなこと』





雪兎のおかげで少しずつ心に余裕ができてくる



そこで、私はふとした疑問を言った




『アンタ、今まで何してたの？』





雪兎が言うよりも先に口を開いたものがいた






早苗「ちょっと！！





アンタ、何してくれてるのよ！！！





私の言ったことに忠実に動く犬のくせに、どうしたのよ！





まさかその女に言いくるめられたんじゃないでしょうね！？」







あー

そういう事

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