【鬼滅の刃】そして私は独りになった

十八話 ページ21

『……は』



『一か月も此処にいないといけないなんて聞いていないんだけど』



しのぶ「はい。だって今言いましたから」



『一か月以内に治るでしょ』




しのぶ「あなたの目、大丈夫ですか？」




『大丈夫だけど。この程度の傷で一か月以上かかるか、普通』




しのぶ「とにかく、今のあなたの状態ではそれくらい治るのにかかるんです」




『ハイハイ』



面倒くさいことになりそうだったから適当に話を打ち切った





しのぶ「納得したのなら以前いた部屋に戻ってください」



『以前いた場所って何処か知らないんだけど』



しのぶ「脱走したのに部屋の場所分からないんですか？それでよくここから脱走できましたね」




『窓から出ていったから知らねえよ』



しのぶ「ああそういうことでしたか」



カナエ「しのぶー葵禰󠄀葉ちゃんの治療終わったかしら〜」




しのぶ「あ、姉さん。ちょうどいい所に。葵禰󠄀葉さんを前居た場所に連れていって」





カナエ「分かったわ〜葵禰󠄀葉ちゃんこっちよ」




私は元花柱に着いていった





＊





カナエ「葵禰󠄀葉ちゃんの部屋はここよ〜。



今度は脱走しないでね〜」




『面倒なことになるからしねえよ』




カナエ「それなら安心したわ」

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