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十二話 ページ14

錆兎side

パキン








鬼の頸を斬ったはずだった



しかし鬼の頸は斬れず、代わりに刀が折れた




光の呼吸



壱ノ型



閃光一閃






だれかが来た




赤茶色のような髪の小さい女の子だった




あの時の子だ




そう思いながら俺は着地した




そして鬼に攻撃をしようとすると強い力で弾き飛ばされた




そして首根っこをつかまれて引きずられていく




錆兎「何をするんだ!!」



もの凄い速さで引きずられているから起き上がろうにも起き上がれない





『何をする?それはこっちの台詞だ』




錆兎「俺はあの鬼を斬らなければならないんだ!」




『どの口が言ってるんだ…



今の貴様の刀では何もできないだろう』






錆兎「でも!




あいつは鱗滝さんの弟子たちを殺した奴らなんだぞ!!」





『はあ


テメエの事情なんてどうでもいい



少し頭冷やせ』






錆兎「このまま帰ったら鱗滝さんに顔を合わせられない」






『……うるさいから黙ってろ


頭に響く』






何処に行くのか聞きたかったがその子の雰囲気にのまれて聞けなかった




着いた先は義勇の所だった




義勇「錆兎!


大丈夫だった?」




義勇がこちらへ寄ってきた






義勇があの子に気づいたみたいだったからこう言った






錆兎「さっき死にかけたが今は問題ない




この子は俺を助けてくれたんだ」






義勇「そうなの?錆兎を助けてくれてありがとう」




錆兎「俺からもありがとう



あの時助けてくれなかったら俺はここにはいなかった




あと、俺を冷静にしてくれてありがとう





俺は男なのにこんなことになってしまって不甲斐ない」



義勇に続いてそう言った






『…………』


しかしその女の子は





そう言ってどこかへ行ってしまった







そして俺たちは山を下り、最終選別が終わった




勿論あの子もいた




だけど声は掛けなかった





何故なら、あまり話したくなさそうだったから

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ユメたん - 廣岡唯さん» カナエさんは作中に出ている通り、生きております。有一郎くんは、、、どうでしょうね。今後の展開をお待ちください。こんな感じでよかったでしょうか? (2022年11月1日 21時) (レス) id: 22755cf1f2 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - カナエさんはむいちゃんおにちゃんは (2022年11月1日 10時) (レス) @page7 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
ピッキー(プロフ) - ユメたんさん» お役に立ててよかったです! (2022年8月5日 21時) (レス) @page48 id: 277d56b499 (このIDを非表示/違反報告)
ユメたん - ピッキーさん» ピッキー様、ご指摘ありがとうございます。非表示にしたままでした。コメントを頂いてすぐに直しましたのでぜひ見て下さい。それと激励のコメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2022年8月5日 17時) (レス) id: 22755cf1f2 (このIDを非表示/違反報告)
ピッキー(プロフ) - こんにちは!えっと43話が抜けている気がするんですけど、どうでしょうか。手違いだったらすいません!報告失礼します。続編ありがとうございます!そっちも見るので頑張ってください! (2022年8月5日 16時) (レス) id: 277d56b499 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユメたん | 作成日時:2021年11月23日 22時

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