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391. ゼロの執行人 ページ41

【No side】


一方その頃



降谷の部下である風見は、今の状況や現在わかっている情報を降谷に電話で伝えていた



風見〔探査機から切り離されたカプセルは隕石のように落下するだけ…!つまり、大気圏突入前の僅かな時間しか軌道のコントロールができません!!〕



それだけではなかった



NAZUからメモリーの修正ができないという報告が入ったのだ



風見〔地上局から探査機へ送る暗号は特定のコードで暗号化されているのですが、そのコードが一致しないとメモリーの書き換えができないそうです!!〕



つまり、そのコードを犯人が変えたということになる



NAZUに不正アクセスして探査機の軌道を変えた時に、コードを変更したのだ



コナン「変更したコードを聞き出さないと!!」



もし仮に軌道が変更できなければ、4mを超えるカプセルが警視庁に落下することになる



そんなことになれば、被害は計り知れない



安室「そのために協力者になってほしい…こんな凄い物を開発する博士に」



安室が取り出したのは、コナンが風見に仕掛けてそれが安室にバレ、破壊された盗聴器だった



コナン「何をするの!?」



安室「…死んだ人間を蘇らせるのさ!」



どこかで誰かが言っていた発言である





樹「___ックシュンッ!」



景光「風邪でも引いたか?」



樹「まさか。風邪なんて引いてられないよ」



景光「それもそうだな…それで、どこに向かえばいいんだ?」



樹「警視庁」



景光「だろうと思った」



ちなみにだが、既に車は警視庁方面に向かっていた


___


ある建物にて



駆け足だったり走ったりしている人の多い人混みの中、ゆっくりと歩きながらスマホを見ている人物がいた



その人物がコナンの真横を通った瞬間、コナンはその人物の服の袖を掴む



それにより落としてしまったスマホは、後ろにいた安室が拾い、落とした本人に画面を向けた



コナン「それはNAZUの地上局で見られるデータだよね。テロの犯人さん」



その人物の正体は、日下部誠検事だった

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作者名: | 作成日時:2022年5月29日 11時

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