212. 純黒の悪夢 ページ12
【No side】
原野「昨晩警察庁に侵入した可能性が高い。今すぐにでも取り調べを行いたいところだ。ここまで言えばわかってくださるかな?」
風見「わかっていただけたならすぐに身柄引き渡しの手続きを始めてもらいたい。あなた達にそれを拒否する権限はないのだから」
風見の圧をかけるような言い方に、刑事部の刑事は睨みつけている者が多くいた
そして原野は、軽く風見の方を振り返って見た後で再び目暮を見た
目暮「…わかった」
風見「ではこちらへ。申請書は用意してあります」
目暮が風見や原野に着いて行くと、佐藤達は子供達を帰宅させ、女性は病室へ戻った
松田と萩原はエレベーターホールに残り、ソファに座る
萩原「なんで公安ってのはこうも高圧的なのかねぇ…」
松田「知るかんなこと」
______
【コナンside】
阿笠「新一!解析が終わったぞ!」
コナン「それでなんて!?」
例の女性が持っていたスマホを阿笠博士に解析してもらい、メールの内容がモニターに映る
【NOCはスタウト、アクアビット、リースリング。あなたが気にしていたバーボンとキール…】
そこで文章は途切れていた
コナン「クソォッ!やっぱり!!」
つまりはNOCリストは既に奴らの手に渡っているということ
そしてあの女性が組織の人間であることは確定した
コナン「博士!大至急そのメールの送信先の解析を頼む!!
わかったら連絡してくれ!!」
博士にそう言い、俺はスケボーを思い切り掴んで部屋を出た
スケボーを走らせながらジョディ先生にメールのことを伝え、その後は博士に電話をした
コナン「まだか博士!?早くしねーと…!」
阿笠〔焦るな、あと30秒で解析が終わる!〕
コナン「よし!アドレスが判明したらさっき俺が言ったとおりに!」
阿笠〔わかった!こちらの壊れたスマホから送られたように偽装すれば良いんじゃな!〕
コナン「ああ!急いでくれ!時間がねぇ!」
電話を切れば、目の前にジョディ先生の車が到着した
車に乗り込み、俺はスマホの画面を見せた
絶対に誰も死なせねぇ…!!
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湊(プロフ) - hutoさん» ありがとうございます頑張ります!そんな嬉しいお言葉を頂けるとは…(泣)これはテスト死ぬ程頑張らねば! (2021年10月9日 21時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - テスト頑張ってください!次の更新までpart1から見返します (2021年10月8日 20時) (レス) @page32 id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湊 | 作成日時:2021年8月15日 11時