【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1

013. ページ13

【コナンside】


宮原「俺が犯人じゃない証拠？そんなの調べればすぐにわかるのでは？そうですよね、目暮警部」



目暮「どういことかね？」



目暮警部はいまいちよくわかっていないようだった



宮原「俺の家のポストに入っていたレインコートや手袋を見れば、俺が犯人じゃないのは一目瞭然じゃないですか」



何…！？



見たところ変な感じは特にないけど…いや、血塗れだけども



高木「これのどこが…宮原さんが犯人じゃない証拠なんですか？」



宮原「その手袋、ラインによって右用か左用がわかるようになっていますね、そして血が特に多くついているのは右だ」



そりゃナイフを両手で持てば……！！！



コナン「本当だ！宮原さんは犯人じゃないよ！」



小五郎「なんだと！？」



コナン「だって宮原さん…









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______“左利き”だもん！」



「「！！」」



ドアを開ける時は向き的に仕方がなかったけど、部屋に置いてあるものを見る限り宮原さんは左利きだった



井塚「けどそれだけで俺が犯人って決めつけんのかよ！？左利きなんてどうとでもなるじゃねぇか！なんなら俺が殺ったっていうちゃんとした証拠を見せてみろよ！」



宮原「証拠ならありますよ」



その言葉にまたもや全員が驚く



宮原「あなたさっき言ってましたよね、“11時過ぎに階段を下りる俺を見た”って。どこから見たんですか？」



井塚「ハァ？俺の部屋のドアの覗き穴に決まってんだろ！」



宮原「なんで？」



井塚「なんでって…た、宅配便が302号室の呼び鈴鳴らしてるの聞こえたからだよ！どこの部屋の呼び鈴か確認しようと…」



宮原「本当に？」



宮原さんは少しずつ笑いを浮かべていった



とは言っても微々たるものだが



宮原「その言葉に後悔はありませんか？」



井塚「後悔も何も！本当のことなんだから何もねぇだろ！」



宮原「じゃあ……









この事件はあなたが犯人であると確定しましたね」



「「！？」」



目暮「ど、どういうことかね！？」



宮原「このマンション、全ての部屋のドアの辺りからエレベーターや階段が見える作りになっている。けど









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______それぞれの階の6号室からは、“階段を見ることはできない”んですよ」



「「！！？」」

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