【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1 (ページ11)

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011. ページ11

【コナンside】

というかこの少しの家具だけでも高級感が溢れる家だ

小五郎「こりゃますます本業が気になるな…相当稼いでんだろ？家賃安いなら酒か食べ物に使ってると思ったんだけどな」

宮原「え」

「「？」」

目暮「どうかしましたか？」

宮原「確かにかなり稼いでますよ、仕事は一つ二つじゃないので。それとさっきから気になってたんですけど、なんか酒あるのが当たり前みたいな…」

高木「あ、いや…僕達がよく知っている探偵と言えば毛利さんで…毛利さんはお酒が大好きですから…」

宮原「いや、そうじゃなくて…ﾎﾞｿｯてか、本当に誰も俺のことわかんないのか…」

この人やっぱり目暮警部達とも会ったことあるんだろう

あーマジで思い出せねぇ！！

宮原「そもそも俺…

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______“未成年”ですけど」

「「…は！？」」

未成年…？

佐藤「未成年！？こんなに大人びてるのに！？」

高木「というか未成年でセーフティハウス！？」

目暮「しかも仕事は一つ二つじゃないんじゃなかったかね！？」

小五郎「しかも金持ちたぁお前やっぱ悪業だな！？」

皆それぞれ驚きが隠せていないようだ、俺もだけど

身分を示すものを出せなかったということは、恐らく学生ではない

制服とかも見当たらないしな…

宮原「え、そんなに驚きます…？」

佐藤「え、君いくつ！？未成年なら学生じゃないの！？」

宮原「19歳です…高卒で、大学はめんどくさいから通ってません…仕事の方が忙しいし」

“めんどくさい”という理由で大学に行かずに仕事…

けど、“体力勝負”で名前を隠さなければいけない仕事…？

大学卒業じゃないこの人が…？

失礼だが、まともな職とも思えない…

そう考えながらふと視線をずらすと…

玄関の扉についているポストが目についた

このマンションのポストはかなり大きめの作りになっているようで…

あれ、なんかポストの端から飛び出てる…？

俺がポストに近づくと、高木刑事もついてきた

ポストからはみ出ているのは…黄色い…

…ん？黄色…？

まさか…！

高木「ん？なんだこれ…ってえ！？警部！！」

目暮「どうした」

高木「ポ、ポストの…中に…

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______“血塗れの黄色いレインコートとナイフ、手袋”が！！」