【原神/逆ハー】愛 さ れ 体 質 な 裁 縫 少 女。

1個 ページ2

？？？？？side





俺の幼馴染は手先が器用だが変だ。




俺が喧嘩したり怪我した時も服を直したり新調してくれたり幼馴染以上のことを当たり前にしてくれる。


世間一般でいう『お人好し』というものだろう。
だが、人の親切にするだけで自分には服を縫わず、
ずっと何かを作っているみたいなのだ。




俺はそれがあいつと会った時から気になっている。


俺の服は新調されてて綺麗なのにあいつの服はボロボロだからだ。何故直さないのかと聞いてみたら






『ふふふっ、気になるの？______くん。もっと、大事なことがあるんだよ』





と言った。大事なことを優先するのもいいが服を直してからでも遅くねぇだろと思った。いずれ直すと思ったが数年、たって直さず俺はとうとう痺れを切らした。なんで自分のことはそっちのけなんだと。少しは自分を労れと思ったからだ。



そうして俺は、Aの家向かった。


_『おい。Aいるか？』



A『はーい！セノくんだね！どうしたの？』



俺はいつものように出てくるAを家から引きづり出した







ｸﾞｲｯ＿＿＿＿＿＿＿＿














A『え、…わっ……！！』




俺はAを受け止めながら思った。こいつほんとに、飯食ってるかと……

2個→←SETTING

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す