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Shori Said
‘神宮寺なら電話しながら出てきましたよ’
部活のことで連絡があって訪れた2年の教室
出てきたのは顕嵐
どこにいるんだあいつ
部活の予定表の紙をもって２年のフロアをうろつく
にぎやかな廊下を過ぎれば
移動教室がないかぎり滅多に使わない東階段
勝「あ、」
静かな階段の下の踊り場に誰かに電話している勇太の姿。
勇「……明日、うん
……まあな笑」
なにもない階段は声が反響しやすい。
楽しそうに電話をする勇太
勇「俺、好きな人なら、……いく、、まって、か…、」
途切れに途切れに聞こえる勇太の声
好きな人？なのかな電話の相手
そんなことを考えていると休み時間が終わりそうで、
勝「……次の休み時間にくるか、、」
出直そうと思い階段に背を向けて歩こうとしたとき
予鈴の音が鳴り響く
うっすらと、聞こえる勇太の声に
俺は反応せざるを得なかった。
.
勇「じゃあ失礼します、
――A先 輩、」
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ななせ.。(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！頑張ります(^^) (2016年5月7日 16時) (
レス) id: 097d04f818 (このIDを非表示/違反報告)
M - すっごいおもしろいです！！更新たのしみにしてます！ (2016年5月7日 15時) (レス) id: 9d1fdceba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ.。
| 作成日時：2016年5月6日 20時
