めんどくせぇけど、俺の本音で我に返りやがれ。第二弾

18話後半「先生の役目だろ？」 ページ28

・職員室前・放課後・

ガラッ

光「失礼します」
担任の先生「おや月君、どうしたんだい？」
光「体育の岩中先生と担任の川内先生、話したい事がありますがよろしいですか？」

川「僕にも？いいけど...そんなに重要な話かい？」
光「はい、俺にとっては」
川「分かった。じゃあ相談室の鍵持って先に入ってて？」
光「はい」

〜何をするつもりだって？先生を叱るんだよ〜

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・相談室・

〜ちょっとしかめっ面の岩中先生と困った顔の川内先生がいる〜

岩「で、話ってなんだね？」
光「忙しいのにすみません。あの上野さんの話なんですが...」
川「上野さんがどうしたんですか？」

光「あー、川内先生は聞いてるだけで良いのでちょっと黙っててください」
川「あ、これは失礼。」

光「岩中先生、今日の体育の授業の時、上野さんが倒れた事を知ってますよね？」
岩「知ってるが？」
光「何故倒れたかは知ってますか？」
岩「寝不足とか疲れてたとかじゃないのか？」
光「違います。上野さんはストレスのせいで倒れました」

岩「ストレス？」
光「彼女は吐き気や頭痛、心拍数がはやくなるなどがよくなるらしいです」
光「それがよくなりやすくなってる理由は...」

光「貴方が上野さんを責めたからじゃないからだと俺は思うんですが？」
岩「俺が生徒を責める？」
光「はい。貴方は自覚はしてないと思いますが彼女はだいぶ傷ついてます」

光「今すぐに上野に謝った方がよろしいかと」
岩「生徒の君が指示しても困るんだが？」
光「生徒の気持ちも知らない人に言われたくないです。」
岩「なっ...！」

光「いいですよねー、人の気持ちも知らずに楽しく授業してるなんて。」
光「俺なんてもうつまらないしもう引きこもりてぇのにさ...」
光「そんな幸福に溢れてるアンタの事見てたら吐き気がする。」

岩「っ...！！？」
〜よし、1人は消えた〜

光「そして川内先生、貴方も酷いですよ？」
川「え...？」
光「生徒がこんなに傷つけてるのに無視ですか？」

光「俺はアンタより働いてますよ？」
光「友情崩れたり、イジメられたり、責められたりされてる」
光「子供達を何回見たか、可哀想に...」

川「...」
光「大人だからっていい気になんじゃねぇよ」

光「泣いてる生徒より、宿題作るとか勉強させる方が大事なのか？」
光「生徒を助けるのもアンタらの仕事じゃねぇのかよ！」

〜2時間以上は掛かったが、まぁなんとか解決しましたとさ〜

次回の予告(b･ω･)bﾌｰ!→←18話後半中「支えんのが」

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