番人さんは秘密をたくさん持ってるようだ！

5話後半「お城！？」 ページ15

・牢屋・

〜結局捕まった...〜

貴「ちょっと待ってよ？！」
番「なんだ。」
貴「さっきの人誰！？」
番「俺の執事だ」
貴「執事ぃ！？」

番「俺はカラットのご主人様って事だ。」
貴「アンタまじ何者...」
番「さて、俺は別の所へ行く。」
貴「( ﾟдﾟ)ﾊﾅｼｿﾗｽﾅﾔ」
〜どうやらあのイケメンは鼻声残念イケメンの執事らしい〜

289「お嬢ちゃん、外の空気はどうだった？」
貴「最悪ですよ。あと1歩ぐらいで脱獄できたと思ったのに...」
288「そりゃあ無駄な事さw」
貴「なんでですか？」

289「お嬢ちゃんもしかして、あの番人の話聞いてなかったのかい？」
貴「全然聞いてませんよ？」
288「なら説明しなきゃね」
〜なんかよく分かんないけど外のルール(？)を教えてくれた〜

1.外は外でも脱獄不可能
2.脱獄者は番人や兵士、執事に確実に捕まる
3.脱獄成功しても、元の世界に戻れない

貴「なんで元の世界に戻れないの？」
289「ここは人間世界と地獄世界の間だからな」
貴「え、いまここどこらへん？」
288「監獄世界だよ？」
貴「そのまんまかーい！」
〜なんかすっごいショックだわ〜

海「惜しかったすねー」
貴「海夜さん！？」
海「どうもー、で、執事誰だったの？」
〜いつの間にか、現在休憩中と言ってきた海夜さんが話しかけてきた〜

貴「カラットって人」
海「カラットさんかぁ！あの人相手しちゃそりゃあ無理っすよw」
貴「なんで？」

海「だって執事達のなかで選ばれた執事っすからねー」
貴「どういうこと？」
海「カラットさん、1番強いしエリート級の執事って話っすよ？」
貴「最悪かよー」
〜よりによって1番強い奴と遭遇って...最近運がなくなってきたぞ〜

貴「他にも執事っているの？」
海「エリート級の執事ならあと3人いるっすよ？」
貴「エリート達を抜いたら？」
海「んー、別の所で住んでるんだけど数えきれないほどいるって聞いたような」
貴「えー...」

海「まぁ後はカラットさんに聞いたらどうっすか？」
貴「どうやって！？」
海「ふつーに執事って何人いるのー？的な？」

海「あの人話しかけたら結構いい人だから安心して！」
貴「そっか。じゃあまた聞いてみよ。」

〜ありがとうと海夜さんに言ってから、いつも通りボーッとしてましたとさ〜

次回の予告( ^_^)/→←5話中「そして」新キャラ登場！

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