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飲み会 ページ37

『ごめん…』



桐「なんでこんなことやってんの?」



『頼まれたんです、今帰国できない状況で…帰ってきたら直ぐに戻ります。なので黙ってて貰えませんか?』



桐「他誰が知ってんの?」



『社長やマネージャー、淳太としげにはバレたかな…』



桐「しげも!?だから言動がおかしかったんか…」



『過保護みたいな感じで…』



桐「いつから入れ替わってたん?」



『去年の9月から』



桐「うそやろ!?」



『淳太には初日でバレてしげは年末初めて女の子として会った時に違和感あったって言われました』



桐「他は知らんの?」



『言ってない』



桐「言わんの?」



『黙ってるのは心苦しい…でも変な気使いたくなくて』



桐「そっかぁ…」



中「照史、神ちゃん〜!そろそろ施錠するって」



桐「おう、すぐ出るわ」



中「なんかあったん?」



『秘密バレました…』



桐「ほんま水くさいわ〜、言ってくれたら良かったのに」



中「あー、ごめんごめん」



『お願いしてたから、淳太はなんも悪ないねん』



中「この後飲み会するか?びっくりするくらい飲むねん笑」



桐「え、飲みたい!!」



『いやいや、昨日も散々飲んだでしょ』



中「昨日は昨日、今日は今日の分があるから」



桐「あー、それで泊まったん?」



中「そうそう、映画見ながら飲み明かして」



桐「俺ん家、犬おるから大歓迎やでー!」



『じゃあ少しだけ、今日こそ帰るから!』









そういったものの…



一度飲み出したお酒は止められない。



照史ん家のわんちゃんにも懐かれて…




桐「神ちゃんとえらい違いやなぁ!飲みっぷりええわ〜」




中「こんだけ飲んでも記憶あんねんで?凄ない!?」




『お兄ちゃんと違って飲む機会も多かったから余計ね、笑』



桐「酔ったらどうなるん?」



『そんなに変わらんよ?ちゃんと家まで帰れるし、朝起きたら記憶ないくらい』



桐「ガードは硬そうやから良かったわ笑」



中「いやいや、ゆるゆるやから!笑」



桐「そう言えば、前職は本間に美容師やったん?」



『そうそう、辞めるタイミングで入れ替わったって感じ』



桐「本間に美容師なんや、凄いなぁ〜」



『照史はさ、怒らんの?』



桐「何を怒るん?」



『黙ってたこと』



桐「隠されてたのは嫌やけど、神ちゃんも理由あると思うしAに怒ってもしゃーないやろ?」



『優しすぎ…』



桐「助け合いって大事やろ?笑」




初舞台→←不穏な空気



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蒼乃碧(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました! (6月12日 13時) (レス) @page50 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
里李紗(プロフ) - WEST大好きです (2022年7月18日 21時) (レス) @page22 id: 309455b65e (このIDを非表示/違反報告)
butausa(プロフ) - 楽しみにしてます! (2022年6月29日 1時) (レス) @page1 id: aecc52ff1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Spica | 作成日時:2022年6月29日 0時

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