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#47.照史くんとの恋 ページ47

皆に"行っておいで"と見送られ
2人で手を繋いで学校を出た。


すれ違う人皆に注目されたけど。


『思えば付き合ってからの制服デート初めてかも』


桐「あん時はサボったもんな(笑)」


『私嫌われてたからな〜』


桐「あん時はちゃうやん!ごめんて〜」


『でも仲良くなれたきっかけだよね』


桐「なぁ、」


『ん?』


桐「俺さ、家継がなあかんなるしこれからも絶対に苦労や迷惑かけてしまうかもしれません。せやけどずっと一緒におって欲しい」


『急にどうしたの?』


桐「何か言いたくなってん。」



『じゃぁ私も!私は、3人で夢叶えたいし、まだまだこれからな所もいっぱいある。逆に迷惑沢山かけちゃうかもしれない。だけどこれからも照史くんの傍で照史くんと楽しいこと、美味しいものいっぱい食べて笑ってたい。ダメですか?』


桐「ダメ、じゃない////なんなん!可愛すぎるわ!!反則!無理、抱きしめたい」



『あ、ちょっ、ここ外!』



桐「今日だけ」



『だめ!何かあってからじゃ遅いんだから!』



桐「ほんまガード硬いなぁ」


外でラブラブとかはあんまりしてくれないタイプ
タイプって言うか、お互い何かしら週刊誌に載ると
今後の人生に影響が出るから。
こいつは、いつも俺より先を見据えてて
年下やねんからもっと甘えていいのにって思う。


『でも、家ならいいよ』



桐「え、」



前言撤回。
こうやって遠回しに可愛いことを言ってくる。



『嫌ならいいけど…』



桐「明日休みやし泊まっていい?」



『程々にして貰えるなら』



桐「よっしゃ!」



ーーーー


『ご飯作る〜、何食べたい?』


桐「うどん!」


『そればっか〜』


桐「好きやからええの」


『私とさ、うどんどっちが好き?』


桐「そんなん言うキャラちゃうかったやん!笑」


『うどんへの愛が重すぎて(笑)』


桐「え、俺の愛足りてない?」


『いや充分!!』


桐「遠慮せんでええからこっちおいで」



『だからご飯作るって』



桐「後でええから、今はAがいい」


『………』


静かに俺の隣に座る彼女


桐「今日はあかん日?」


首を横に振ったのを確認して…
俺はAに優しいキスを何度もする。


『……っ…ん……』


徐々に息が出来なくなったようで
俺の肩を叩く姿も可愛い



桐「俺の愛こんなもんちゃうで、可愛い過ぎるのがあかんねん。覚悟しーや」


『変態』


桐「そんな俺を選んでくれたやろ?笑」



ほんま大好きや





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作者名:Spica | 作成日時:2021年9月27日 7時

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