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#33. ページ33

桐「食べいもんあったら言うてな〜!ってこれ美味そう!!」



あれも!これも!と言わんばかりに
見つける店に入っては試食を貰ったり
食べ歩きしたり…



『なんやかんやいっぱい食べましたね(笑)』



桐「俺はもう、お腹いっぱいや」



『私もです』



桐「そんな食べてへんやん!」



『めちゃくちゃ食べましたよ!沢山お金まで出して頂いて…』



桐「そんなんええねん!俺が誘ったんやし、この間のお礼」


『本当にありがとうございます』



桐「そういえばさ、今度流星の誕生日パーティーするねんけど、一緒にどう?」



『いやいや、藤井さんとそんなに関わりないですし』


桐「絶対喜ぶ思うねん!Aちゃんのことも一緒にお祝いしたいし!それかサプライズで3人で来てもろてなんか歌ってくれてもええで!あ、そしたらAちゃんお祝い出来ひんか!笑」



『でも…私なんかがいいんですか?』



桐「みんな絶対に喜ぶから!!言うとくわ!!」



ーーーー


あの後家まで送ってもらい、のんびりしていると



桐山照史みんなに確認したらOKやって!
Aじゃぁ、お言葉に甘えてお願いします。
桐山照史やっぱりなんか素直やな笑
Aいつもと変わらないです。
スタンプを送信しました




ーーー



あれから何度か照史くんとはご飯に行ったり
お出かけする中になり、友達として仲良くさせてもらっていた。


その間にのんちゃんの誕生日があって
毎年恒例の3人でお祝いしたり

お母さんとお父さんが帰ってきて
また長い出張になると言って家を出た。

気がつけば学校は夏休みに入っていて
約束の18日が迫っていた。


桐山照史明後日の18日、神ちゃん家でパーティーすることになったから-----ここまで来て!分からんかったら迎えに行くわ!


A多分大丈夫です!



ーーーー


「おーい、Aー」



外から私を呼ぶ声がした。



『のんちゃんどうしたん?』



小「ごめん!今日泊めて!!」



『なに、急に?』



小「親と喧嘩した」



『また何したの』




小「だって、俺の楽しみにしてた限定プリン食べた言うから」


『そんなこと!?』



小「そんなことちゃう!朝から並んでやっと買えてんで!限定やから開店前から並んでようやく買えたのに!!」



『また一緒に買いに行こうよ』



小「もう限定終わったんやもん!」



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作者名:Spica | 作成日時:2021年9月27日 7時

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