死んだかと思ったら転生して赤井秀一にガン見されてます…

16話 ページ18

あの殺人事件から２週間が経った。今のところ新しく事件に巻き込まれてはいない。
というのも、あれから一歩も外に出ていないからだ。(さすがに、尻尾をくらましすぎかな)と、思ったけどやっぱり公安と、FBIに目をつけられているから迂闊には外に出れない…
(しかし、そろそろポアロに顔を出さんと梓ちゃんに心配されるかね…)





(はい。という訳で私は今、何処にいるでしょーか。)


(頭の良い読者様ならお分かりであろう…
喫茶店ポアロの前の道にいます。道だからね？)

道にずっとつったっている訳にもいかんので、いざ入店。

安｢いらっしゃいませ。Aさん、お久し振りですね｣

私｢ええ。まｧ、夏は苦手なので、ついつい引きこもりがちになってしまうんですよ…｣

安｢確かに、今年の夏は例年に無い猛暑日が続いてますし、日が暮れても30℃なんて、ざらにありますしね。｣

私はカウンター席に座る。

(しっかし、すげｪな、降谷零｡毎日警察庁の監視カメラにお邪魔してるけど、ここ最近ずっと登庁してるぞ…このトリプルフェイス。体三つあるんじゃねーの？)

私｢安室さん、ふわふわトロトロきのこのデミグラスソースのオムライス下さい。｣

安｢Aさん、それメニューに無いですよ(どうした。ポアロに来ないうちに何があった？というか、チョイスが、ガチだな。)｣

私｢なんとなく、安室さん作ってくれそうじゃないですか。 (ﾌﾞﾌｫ… ←吹いた。｣

安｢吹いているじゃないですか(笑)無いものは無しです。｣

私｢えー。わかりました。(なんだ。乗ってくれないの。)じゃあ、そーだな…(メニュー見る)お、パスタが色々ありますね…安室さんのおすすめのパスタにしますね。お願いします。(さぁー降谷零｡とびきり旨いものを作ってくれ)｣

安｢わかりました。少々お待ちくださいね。｣

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降谷side

(この頃、蘇我Aはおとなしいと思ったが…まさか、今日来店してくるとはな。
それから、この前見張りの部下の報告は驚きだったな…警察庁で、少し話題になっていたが、ショッピングセンターの殺人事件を今、目の前のカウンター席に座るこの女がすぐに解決したと言うからな…ますます素性が分からない。戸籍の内容も一般人よりもはるかに情報が少ないし…彼女は何者なんだ…?)

A｢安室さん、ふわふわトロトロきのこのデミグラスソースのオムライス下さい。｣

(おい。無いぞ。そんな料理。)

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