執事からの愛が重い【まふまふ】

トラウマ ページ9

ーこのクズが！！！ー



ー出来損ない共が！！少しは会社の為にだな、、、！ー



うるさい


うるさい



嫌な夢を見た

お父様が家に居た時の夢

毎日、毎日罵倒しては

会社のため、将来のためと暴力を振るう


辛くて、怖くて

夜は、ずっと真冬に手を握ってもらっていた

椿も、一緒


貴「はあっ、はあっ、、、！」

呼吸が荒くなる

苦しい、息ができない

涙で前が見えない

誰かに、ベットに押し倒された




ま「失礼しますお嬢様」


突然聞こえる

真冬の声



貴「！！？！？きゃ、、、、んくっ」


手で口を押さえられる



貴「、、、、、、、、！？！？」


手が離れたと思ったら

目を塞がれた



ま「お嬢様、ゆっくり意識をこちらに向けて下さい


何も考えず、ずっと」


小さく、真冬が呼吸すらも合わせてくれているのに気づく

落ち着く、大きな手

高いのに、どこか落ち着く声

全部、全部





貴「大好き、、、、、、、、」


寝る直前に、こんなことを口走った気がする







、









、

ま「どうしたら、ずっと一緒に居られるのかな」




僕が執事じゃ、なかったらな

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