番外編 7 : ご都合呪術で最強サンド(物理) ページ47
・
☆ 時間軸としては本編の、まだ最強ズがAさんに本気の告白をする前です。セクハラ祭りの頃のイメージで、読んでやって下さいませ。↓
___ど う し て こ う な っ た !!
「うーん、これは中々………」
「せっっっま。A、もうちょいこっち来いよ」
「後ろへ寄りかかる方が、Aは楽だよね」
「は? 何お前、自分の方に近づけようとしてんの?」
「それは悟もだろう」
『いやこれ以上どうやって動けと』
もう十二分に、何ならぎゅうぎゅうに密着してますよね。
どっちに近づけるとか、これ以上なくね?
『ことわざでしたっけ………前門の虎、後門の狼みたいな?』
「んだよ急に真面目なこと言って」
『ちょっと現実逃避したかった』
「ふふ、それじゃ私が狼だ」
『嬉しそうなのが謎』
_____話はほんの5分前に遡る。
遺憾ながら最近増えてきてしまった、この最強ズとの任務で赴いたのは、廃墟と化した潰れた病院で。
一番強くてもギリ1級というレベルの呪霊達だったのだが、場所が場所のためか数が半端なかった。
まあでもいつも通り探知レーダーの役割を果たせば、先輩達が片っ端からバンバン祓っていたのだが。
『だから私、足手まといだって言ってんのに……!』
先輩達は当然、つよつよ呪霊から順に祓っていたから、いきなり私の目の前に現れたソイツはあくまで低級だったのだが。
「お前でも祓えてたじゃん」
「そうだね、それに………このテの術式は読めないものだから」
仕方ないよ、ってだから何でそんなに嬉しそうな声なの夏油先輩。
ここまでくれば、お察し頂けるだろう。
そう、私達は今_____
「やっっべ。ワリイA、俺ちょっと勃、」
『包み隠さずストレートに申告すれば許されるとか思うな?』
「品が無いな、悟。五条家次期当主の名が泣くよ」
『普通に会話しながらめちゃくちゃ匂い嗅いでくるのヤメテ?』
えー、ろくに身動きがとれない狭い狭い箱のような所に、3人揃って閉じ込められております。(白目)
「ああごめん、良い匂いだったからつい」
『何か夏油先輩に背後取られてるだけで、命握られてる感がすごいです』
「A! 俺は!」
『五条先輩はとりあえず、制服の生地しか見えないですね』
身長差ね。
まあ、それはともかく_____
誰か助けろ??(切実)
・
433人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよ(プロフ) - ナミさん» ナミ様、こちらの話し作品にまでコメント頂き、本当にありがとうございました!嬉しかったです♥️ (2023年4月8日 14時) (レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白かったです!最後まで面白いです!!最高です(^^) (2023年4月8日 10時) (レス) @page50 id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - みーちゃんさん» みーちゃん様、はじめまして!完結済みのこちらにコメントして下さって本当にありがとうございます♥️ めちゃくちゃ嬉しかったです!お気に召して頂けたようで、光栄です! (2023年3月27日 16時) (レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 最高過ぎます...。オチが夏油サマと五条サマが交互にいらっしゃる(語彙力)のが最高過ぎますしTT最後の話もおもろくて最高···尊い (2023年3月27日 15時) (レス) @page50 id: 242dc6d800 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 夜月さん» 夜月さま、最後の最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました♥ 頂けたコメントのおかげで、何度助けられたかわかりません…!私もこの夢主、書きやすかったです(笑) また気が向かれましたら、新作も宜しくお願い致します! (2023年1月23日 20時) (レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ