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「にせ殺せんせーよ!!ヒーロー物のお約束！偽物悪役の仕業だわ!!」
優月が1人盛りあがってこれを荒らげる。律と協力し、真犯人への手がかりを探す、と積極的に捜査の宣言をした。
「…その線だろうね。何の目的でこんな事すんのかわかんないけど、いずれにせよ こういう噂が広まる事で…賞金首がこの街に居れなくなっちゃったら元も子もない。俺等の手で真犯人ボコッてタコに貸し作ろーじゃん？」
カルマ君の言葉が引き金となり、私含め寺坂、渚、優月、カエデの6人で犯人探しのチームを結成した
*****
真っ黒な服を纏い、
張り込んでいると、向こうの茂みに殺せんせーを発見した。変装のつもりだろうが、どう見ても盗む側にしか見えない格好になんとも言えない感想が心に残る。
「ねぇ、あっちの壁」
「え？」
「誰か来る」
カルマ君の指摘に全員がそちらへ目をやると、黄色い
「捕まえたー!!」
勢いよく、殺せんせーが押し倒した。何やら色々危ないことを言っているが、規制が必要な気がしてならない。ただひとつ言えるのは、この2人の薔薇とかは絶対見たくない。
「顔を見せなさい偽物め!!」
そう言ってヘルメットを奪うと、見た事のある人物がそこにいた。烏間先生の部下の、鶴田さんだ。
「なんで…あなたがこんな…」
「先生危ない！」
驚く先生に叫ぶも、虚しく。殺せんせーはシーツの檻に囲まれた。そして茂みから聞こえるあの憎たらしい声。
「さぁ 殺せんせー。最後のデスマッチを始めようか」
痛々しい音が響く夜。檻の中でイトナと殺せんせーが戦っている。明らかに、先生が不利な状態で。
「まずフィールドを激的に変化させ、それから襲う。当てるよりまずは囲うが易し。君達の戦法を使わせてもらったよ」
悠々と話すシロはこれまでの罪についても巫山戯た態度で教えてくれた。鶴田さんの行いも、烏間先生のさらに上司からの指示であることが判明した。
イトナを利用した暗殺方法について誇らしげに解説するヤツに、私は落ちていた小石を投げた。
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クラスペディア(プロフ) - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月30日 12時) (
レス) id: 62ecb839ba (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - とっても面白いです！応援してます！！頑張ってください！！ (2019年8月6日 15時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
Liar.@旧雪の飴 - めちゃんこ好きです！！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月15日 22時) (レス) id: 1ec8cf476f (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - こんなに素晴らしい作品を……ありがとうございます……！次に更新されるのを楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年7月1日 18時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すごく面白くて好きです！更新されるのを毎日楽しみに待っています！ (2019年7月1日 17時) (レス) id: 14b092647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年6月10日 21時
