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今日から2学期が始まる。
勉強に、暗殺に、遊びに。忙しい非日常がまたやってきたのだ。
そんな初日早々、事件が起こった。
「なんなんだよあいつ!!百億のチャンス捨ててまで脱けるとか信じらんねー!!」
「しかもここの事地獄とかほざきやがった!!」
「言わされたにしたってあれは無いよね」
集会から帰ってから、怒る者、疑問を持つ者、不安な者に別れていた。原因はE組を脱けた彼だった。
「竹林くんの成績が急上昇したのは確かだけど、それは
竹林のまさかの脱退。余裕のない心の中にあんな爆弾抱えてるんじゃ、仕方ない選択なのだろうけど。
*****
放課後一言言いに行くという前原の叫びで、全員が様子を見に行くことになった。
校門で彼を待ち伏せていると、少ししてA組の人と出てくるのが見えた。
「説明してもらおうか。なんで一言の相談も無いんだ竹林？」
こちらに気づいた彼に、磯貝くんが語りかける。それに伴い、愛美も理由を問うた。
「賞金百億。殺りようによっちゃもっと上乗せされるらしいよ。分け前いらないんだ竹林。無欲だね〜」
カルマ君のその言葉に、黙っていた彼が口を開いた。
「...せいぜい十億円」
それは、彼が暗殺において担った役割の分け前の予想だった。出来て当たり前の家族にとっては働いて稼げる値段であり、出来損ないがラッキーで救われたレベルの価値だそうだ。
「昨日初めて親に成績の報告ができたよ。トップクラスの成績を取って…E組を脱けれる事。「頑張ったじゃないか。首の皮一枚繋がったな」
竹林の気持ちが痛いほど伝わってくる。
「裏切りも恩知らずもわかってる。君たちの暗殺が上手くいくことを祈っているよ」
背を向けて歩き出した彼を、渚が止めようとした。
が、有希子がそれを阻んだ。彼女もまた、親の鎖の痛みを知っている。
「親の鎖って…すごく痛い場所に巻きついてきて離れないの。だから…無理に引っ張るのはやめてあげて」
「一種の呪いだよ、あれは」
私が無事に
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紗奈 - 一気読みさせてもらいました！とても読み進めていくことが楽しくてカルマくんと夢主の距離が徐々に縮まっていく様子もとても好きです！更新楽しみにしています！！ (2019年5月23日 10時) (
レス) id: 1a4bad23fa (このIDを非表示/違反報告)
トモナ(プロフ) - この小説 設定とか大好物すぎて尊さを感じながら読まさせていただいてます！好きです！！！(直球)今後の展開も楽しみに全裸待機させていただきます (2019年4月8日 9時) (レス) id: 0af9634ca6 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - サクラさん» 渡辺さんは前世を思い出す前の夢主ちゃんなんです！同化したというよりは渡辺さんが前世を思い出したっていう感じです！思い出す前は冷静沈着でしたが、今はヲタク精神が勝って暗殺教室の世界を前世以上に楽しんでいる感じです。分かりずらくてすみません(--;) (2019年4月7日 16時) (レス) id: 225ebd0e98 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - この世界の渡辺さんは今、どうなっているんですか？ 夢主と同化したんですか？ (2019年4月6日 8時) (レス) id: fa117b4385 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - いきなりの告白ww恋愛フラグが見事に立ちました(名前)選手!!更新頑張って下さい!!ついでに結婚し(ry (2019年3月30日 7時) (レス) id: 264f07ee06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年2月3日 11時
