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「渡辺大丈夫か？」
辛うじて意識のある私を心配し、声を掛けてくれる杉野。有希子に見せたいよ。きっと褒めてくれるぞ
「大、丈夫…それより、しおり…見て…」
前日にしおりを確認すると、殺せんせーは『クラスメイトが拉致られた時』という項目を作っていた。
「渡辺さん…血が…!!」
どうしよう、と慌てる愛美に大丈夫だから、と告げる。ちらりとカルマ君を見るとそれはもう怒っていた。ヤンキーではなく、私に。
しおりを確認した渚が殺せんせーを呼び、私は応急処置をしてもらい、回収された。
一足先に旅館に戻ることを命じられた私とビッチ先生。ビッチ先生烏間先生とのデート邪魔してごめんね…
「…で？馬鹿なのアンタ」
「酷いですね。もっと聞き方あったでしょ」
この人私に容赦ない気がするのだが気の所為だろうか。
「ハァ…赤髪のボーヤを庇ったんですって？アンタがそんなことするなんてね。好きなの？」
「…どこから話せばいいかなぁー。ビッチ先生、話聞いてくれる？」
「…そっちが本性ってワケね。いいわよ」
さすがに信じてもらえず頭おかしいヤツだと思われるのは避けたいので、"渡辺A"の家庭内事情と、今の"渡辺A"の本性と本音を話した。
それと、私とカルマ君の出会いと彼に対する想いを
「…大変なのね、アンタも」
「A」
「は？」
「Aって呼んで。ビッチ先生」
「分かったわよ、A」
前世から夢だったビッチ先生と仲良くなること。
叶ったって信じていいかな。
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正義の味方になりたかった男(プロフ) - 大好き、愛してる (2020年2月21日 10時) (
レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜 - 面白いです！すっっっごい好きです！この作品！更新頑張ってください！（＊^o^＊） (2019年1月26日 22時) (レス) id: 0b051a452c (このIDを非表示/違反報告)
しゃろん(プロフ) - 控えめに言って、めちゃくちゃ好きですこの夢主！！、！！！！ (2019年1月19日 16時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年1月3日 15時
