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『わ、かわいい…』
中には茶色いココア生地の猫の形をしたクッキーと、ピンク色のイチゴの生地の花型のクッキー
さらに袋の中には小さなメッセージカードが入っていて、【いつもありがとうございます】と丁寧な字で書かれていた
きっとエミさんの文字だろうな
『ど、どうして私に？』
「生徒からアドバイスいただいて、
プレゼントとかしたらええやん、って」
『なんのアドバイスなんですか？』
「そ、それは…」
そこまで言ってエミさんの言葉が止まる
緊張したエミさんの表情にこちらも緊張してしまって、何か大切なことを言うんじゃないかと思って、黙ってエミさんの言葉を待つ
そして数秒、
エミさんが意を決したように口を開いた
ところで、
ﾏｽﾀｰ「注文決まりました？」
「『、、っ、はぁ…！』」
2人して同時に息を吐き出してしまった
緊張して息を止めてしまっていたようだ
ﾏｽﾀｰ「え、なに、どうしたん」
「『なんでもないです…」』
ﾏｽﾀｰ「ならええけど、2人ともいつものでいい？」
「『はい」』
注文を聞いてマスターがキッチンに戻っていた
その様子を見てからまた2人同じタイミングでお互いの顔をみた
そして同時に吹き出した
「ふっ、ふふっ、、逆に良いタイミングでしたね」
『えぇ、ふふっ、またエミさん教えてくださいね』
「もちろん、
と言うか、今言います。言いたい、です
Aさんみたいな素敵な人、私からも積極的にいかなあかんって、言われて、
やから、気を引きたくて、、プレゼント買うてきました」
『っ！』
やっぱこれ脈あるやろ
やってエミさん顔真っ赤やし、すごい真剣そうな顔で必死に伝えてくれてるのが分かる
え、え、、あかんよ、そんなん急に言われたら
私だって、キャパオーバーあるんやもん、心臓もたん
「Aさん、嬉しかったですか？
私、行動が裏目に出てしまうことが多いんです
プレゼントされるの重いとか、苦手とか、そんなんあったら言ってください」
『そ、そんなわけないです
嬉しい、、すっごく嬉しい…
甘いの好きなのも可愛いの好きなのも分かってくれてて、私のこと考えてくれてるの嬉しいです
ていうか、エミさんからのプレゼントはなんだって飛び跳ねるほど嬉しい…！』
「ほんまですか？
よかった、
Aさんの笑った顔見たくて、たくさん考えました」
へにゃって笑うエミさん、可愛すぎます…！
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黒パラ(プロフ) - ピッピ168号さん» 夢主さんまで褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます！ (2023年3月3日 2時) (
レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - ラリさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！これからも読んで頂けたら嬉しいです (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 音猫さん» コメントありがとうございます。嬉しいです！少しずつ更新していきますね (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - レモの仮眠室さん» 前のお話も読んでいただけたらより楽しめるようにしていく予定です！ (2023年3月3日 2時) (レス) @page40 id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 可愛いィィィィィィィィィィィィィ！好きですっっっっっ！emさん尊い！夢主ちゃんが可愛い！最高やん！ (2023年2月27日 4時) (レス) @page30 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒パラ | 作成日時：2023年1月31日 2時
