愛ほど歪んだ呪いは無い AfterStory

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１，２年合同授業

目的は主として１年の体術や対人戦の強化

「今日は何すんだ？」

「そうだね〜、どうするA？」

「そうね、、前々から思ってたんだけど、みんな呪具使える？」

真希ちゃんはもちろん使えるとして

野薔薇ちゃんとかパンダくんは使えるの限られてるし

「俺は多少使えます」

そうね、恵くんは全部器用にとはいかないけど多少なら使えてたね

「おかか」
「俺は使えねーっす」

だよね

戦闘スタイルが肉弾戦と呪言だもんね

「棘くんは特に、術式が使えなくなった時何か呪具が使えると時間稼ぎにもなるし、便利なのよね」

「そうそう、僕は使わないけど」

「五条くんは黙ってて」

「んじゃ、今日は呪具での訓練だな。そんで、その呪具はどこにあるんだ？」

「ちょっと待ってね、、、九尾、夜叉柄杓(やしゃびしゃく)」

パン、と両手を合わせる


夜叉柄杓は空間に干渉する技


「よいしょ」

手が開くのと同時に現れた呪具たち

「えええええ、Aさんなにそれ！？」

悠仁が驚く

「これは、九尾の能力

　結界術が九尾の能力なんだけど、空間への干渉が可能なのよ
　これは空間を指定してその中に武器をしまっておいたの」

便利なのよね

「ちなみに、人も入れれちゃうからA怒らせたら閉じ込められちゃうよ」

「五条くんは黙ってて」

「今日なんか辛辣じゃない？」

みんなは私が出した呪具を触る

「基本的な使い方は五条くんに聞いて。真希ちゃんは私と対人戦。OK？」

「あぁ、分かった」

「分かったよ。そういえば、傑は？」

「傑くんは早朝から緊急で入った任務よ。午後には帰ってくるって言ってたから、授業には途中で来るわ」

それじゃさっそく始めよう

・

・

・

グラウンドで２手に分かれる

今日は真希ちゃんは槍

壁や天井がない分今日はちょっと不利かもね

「今日は拘束されてやんねえぞ」

おら、と振り回す

「やっぱ、真希ちゃんは体幹がいいね。全くぶれない」

「ふんっ、、っら！、避けてるだけか？」

「んっ、よ、っと、、思ってたよりも速い。ちゃんと訓練してるみたいでなにより」

「くそっ、余裕かよ」

「余裕でもないよ。どうやろうか悩み中」

さて、

思ってた以上に隙がない

動きとめとくか

鎖鎌を投げてやりに巻き付けた

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