な な 。 ページ8
打ち合わせも全て終わり
ホテルに着くなりベットへ埋もれる私。
｢ちーかーれーたー…。｣
M｢この後撮影ってジョージが言ってたからちょっと休憩したら向こうの部屋行くぞー｣
｢…はーい。｣
ただの名前なのに、ジョージと聞くだけで少し意識してしまう自分がいる。
ジョージは何故私をデートに誘ったのだろう？
そもそもデートって今更何をすればいいの？
一緒に暮らしてるゆえ、二人出てかけることなんてざらにあるし
改まって誘うことも別にしなくてもいいのに。
考えれば考えるほど分からなくなってしまう。
身内の話だしお兄ちゃんやジローにも少し話しずらい。
誰に相談すればいいんだろう。
｢あーー！！やだ！！｣
M｢やだって言っても撮影だからね〜w｣
お兄ちゃんが勘違いして私を宥めてくる。
違うの、お兄ちゃん。
私ね、今女の子みたいに悩んでるんだよ？
ジョージとジローの部屋に行くと既に撮影準備が整っていた。
ｰｰｰｰｰ
G｢(省略)ジョージです｣
J｢ジローです｣
｢Aー！｣
M｢みのだよー｣
G｢日本に着きました〜！｣
｢いえーーーい！｣
『着いて初日なのにお疲れ気味のメンバー。』
｢疲れた…｣
J｢言うなw｣
G｢疲れるのも無理はない！w今日着いて早々ねまさかの打ち合わせ3本立てとゆうねw｣
M｢思ったより多かった。w｣
｢聞いてなーい！！w｣
J｢でも今日頑張ったおかげで合間に予定してた打ち合わせがなくなってまさかの中休みができるってゆうねw｣
G｢そう、オフの日が増えましたw｣
｢わーい！明日も仕事頑張れる〜！！はい。｣
『3人大爆笑www』
M｢真顔になるタイミング早すぎwww｣
J｢お前なんなんだよ〜ww｣
｢まって、笑かすつもりなかったんだけどw｣
G｢もう終わろうw明日もね！なんと雑誌の仕事があったり！
明後日からは怒涛のコラボラッシュなので詳細等はね、おいおい発表します！｣
｢ばいばーい！おやすみ〜！｣
J｢おやすみは早いからw｣
ｰｰｰｰｰ
George side
｢あ〜…！｣
撮影が終わりすぐにベットへダイブするA。
｢眠い…｣
ぼそっと呟いたAの隣に座り話しかけてみる。
G｢風呂は〜？｣
｢今日お化粧してないし朝入る〜…｣
G｢じゃあ部屋戻って寝な？｣
｢やだやだ…、もうここで寝るの…！｣
俺の手をぎゅって握り安心したかのように目を閉じていくA。
こいつが大抵甘えた感じで寝る時は
究極に眠たくて朝起きたらここの記憶は殆ど無い。
ｰｰｰ
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作者名：葉。 | 作成日時：2018年3月5日 21時
