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に じ ゅ う に 。 ページ23

.


「え…?」


ジローの言葉をうまく理解出来ず思わず困惑した顔をしてしまう。

そんな私の頭をわしゃわしゃとジローが荒く撫でる。


J「鈍感っつーか、ウブっつーか、お前らしいけどさ〜w」

M「あ、なんだ、来てたの?」


お風呂からあがったお兄ちゃんがジローに話しかける。


J「暇すぎてなw」

「私お風呂入ってくる…」


ため息混じりにお風呂に向かう私にお兄ちゃんが心配そうに聞いてくる。


M「どうした?」

「大丈夫…!」

J「そうそう、大人の階段登ってるだけだからw」


不思議そうな顔をしたお兄ちゃんと笑いっぱなしのジローを残しバスルームへ向かった。


ーーー
George side


ジローが帰ってすぐどっかへ行ってしまい部屋で1人動画の編集作業をする。

撮影自体はすごく楽しかった、ノリノリで楽しんでたけど編集してて気づく。

企画だとしてもジローとAがイチャついてるのを見ると無駄にイラついて集中できない。


G「くそっ…!」


A呼び出してやってもらうか〜。


ーーー
あなた side


お風呂からあがるとお兄ちゃんとジローが二人でゲームをしてる。

参戦しようとスマホも見るとジョージから連絡が入ってた。


ジョージ編集してるんだけど来れる?


送られてきた時間を見ると5分前。

返信をせずそのままジョージのいる隣の部屋へ向かう。

ノックをするとジョージがドアを開けてくれる。


G「悪いな、呼び出して、風呂上がり?」

「あ、うん!」

G「こいよ、髪乾かしてやるw」

「あ、ありがとう…!」


いつもみたいにジョージが荒っぽく髪を乾かしてくれる。


G「風呂早くね?」

「そうかな?お兄ちゃんももう入ってたよ?」

G「え、早すぎw」


手ぐしでさらっと髪をといた時に小さな声でジョージが言った。


G「綺麗。」


聞こえないふりして、静かに照れた。


G「はい、終わり」

「わーい!ありがとう!w」


笑うと目を合わせ一緒に笑ってくれるジョージ。

あ、ジローの言ってたこと。

あながち間違ってなかったみたい。


私 、 ジ ョ ー ジ が 好 き な ん だ 。


ーーー


「あ、編集…?」

G「あw俺ちょっと疲れたから変わってほしいなって思ってたんだけど〜w」

「あ、変わる変わる!」

G「いや、やっぱいい!wお前見たら元気出たから、もうちょい頑張るわw」



笑って私の頭をぽんぽんしながら言うジョージに


私 は ま た ど き ど き し ち ゃ う 。

に じ ゅ う さ ん 。→←に じ ゅ う い ち 。



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:葉。 | 作成日時:2018年3月5日 21時

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